LIFESTYLE
2021.4.23
「巧緻」=「こう…何?」大人なら知っておきたい《漢字の読み方》4選
(1)「巧緻」
「巧緻」は、「こうち」と読むのが正解です!「巧緻(こうち)」とは、”きめこまかいところまで、上手くできていること”、またそのようなさまのことです。細部までよくできている作品のことを、「巧緻(こうち)な作品」と表現することができます。また、そのようなさまを表現するときには「巧緻(こうち)さ」という言い回しをすることが多いです。
(2)「逓減」
「逓減」は、「ていげん」と読むのが正解です!「逓減(ていげん)」とは、”数量が次第にへること”や”数量を次第に減らすこと”という意味です。「売り上げが逓減(ていげん)している」や、「収穫が逓減(ていげん)している」のような表現を聞くことがあるのではないでしょうか。「逓減(ていげん)」は”徐々に減る”というニュアンスがポイントで、単純に減ったときではなく、徐々に減っていっているときに使用します。
(3)「猛者」
「猛者」は、「もさ」と読むのが正解です!間違えて「もうじゃ」と読まれることが多い漢字ですが、正しくは「もさ」なので注意しましょう♪「猛者(もさ)」とは、”力のすぐれた勇敢な人”や”荒っぽい人”という意味です。「〇〇の猛者(もさ)」という言い回しがされることが多いです。古くは「もうざ」と言われていた言葉で、それが訛って現代では「もさ」となりました。
(4)「盟う」
「盟う」は、「ちかう」と読むのが正解です!”かたく約束する”という意味で、みなさんもよく知る「誓う(ちかう)」のことです。「ちかう」の漢字表記には、「盟う」と「誓う」があり、現代では後者の方が一般的に使われています。「約束する」よりも強調されたニュアンスで使われます。
読めない漢字は覚えよう!
難読漢字をスラスラ読める人ってかっこいいですよね。今回ご紹介した漢字が読めなかった人は、これを機に読み方を覚えてみてくださいね♪