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2021.4.02

「遅々」=「おそおそ」?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

「遅々」という漢字、何て読むか分かりますか?見た目は難しそうではないのに、読むとなると迷ってしまいますよね。今回はこの「遅々」のような難読漢字をご紹介していきますよ♡

「遅々」の読み方は?

「遅々」という漢字を読めますか。おそおそ?いいえ、こちらは「ちち」と読み、物事の進み具合が非常に遅いことを意味します。「遅々として進まない」や「遅々としてはかどらない」と使われることが多い漢字です。「遅い」という字が続いているので、とても遅い様子が表れていますよね。「年末の大掃除をやろうとしたが、テレビばかりみてしまい遅々として進まない」そんな経験、ありませんか…?

「角地」の読み方は?

「角地」という漢字、何て読むか分かりますか?「かくち」と読んでいる方は、間違っていますよ…!この漢字の正しい読み方は「かどち」になります。「かどち」だと思っていたけど自信がなかった!という方も多いと思うので、しっかりと読み方を頭に入れちゃいましょうね。この漢字は、交差するふたつの道路に接する角の区画の土地のことを意味しています。角地についても説明できるとすごいですよ♪

「生飯」の読み方は?

昔から日本の暮らしに根付いている、こちらの「生飯」という漢字。なんと読むでしょうか?さんぱんと読んだかたは惜しい!答えは(さば)と読みます。この生飯とは、修行僧たちが食事の前に、鬼神・餓鬼・無縁仏に米をわけ与えることを言います。ちなみに、数をごまかす意味の「さばを読む」という言葉は、生飯に取り分ける分のご飯を考慮して多めに準備したことに由来しているという説もあるそうです!

「溌剌」の読み方は?

「溌剌」は「はつらつ」と読みます。意味は、「元気のよいさま」「生き生きとしているさま」を表します。また、魚が飛び跳ねる様子を意味することもあります。「溌剌(はつらつ)とした声」「溌剌(はつらつ)とした話し方」「溌剌(はつらつ)とした若さ」のように使います。「溌(はつ)」は「発」の意味と似ており、”水”に関することで用いられる場合が多いです。「剌(らつ)」は「勢いがいいこと」を表します。どちらも「勢いがあること」を意味する漢字なので、2文字を重ねてより強い意味を表しています。参考に、「溌剌」を使った四字熟語で「元気溌剌」があります。読み方は「げんきはつらつ」となります。

難読漢字っておもしろい♪

いかがでしたか?意外と読めない難読漢字って多いんですよね〜。これを機に難読漢字への理解を深めてみてくださいね!

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