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2021.3.12

「定石」=「ていいし」…?社会人なら知っておきたい《難読漢字》4選

「定石」の正しい読み方を知っていますか?「ていいし」?「ていせき」?果たして、正解は...。今回は「難読漢字」を4つピックアップ。社会人なら知っておきたい漢字ばかりなので、ぜひチェックしていきましょう!

定石=じょうせき

「定石」の読み方は「ていせき」と間違えやすいですが、「じょうせき」と読むのが正解です。「物事を行う上での決まった方法」「最善のやり方」「最もよい定番の打ち方」という意味。もともとは囲碁や将棋の用語として使われていました。「犯人を逮捕するためには、地道に捜査をしていくのが定石だ」と、刑事ドラマで語られるシーンも。また、「定石通りだ」「定石を踏む」という風に使われることもあるので、ぜひ覚えておきましょう◎

過不足=かふそく

「過不足」の正しい読み方は「かふそく」です。え?「かぶそく」じゃないの?と思った方もいるのでは?「過ぎている、足りている」という意味の「過・か」という字と、「足りていない」という意味の「不足・ふそく」が組み合わさった「過不足」。その読み方をそのまま組み合わせ、「かふそく」と読むのが正解なんですよ。「かぶそく」が定着していますが、本来は「かふそく」と覚えておくと、いざというとき賢さをアピールできるかも♪

意匠=いしょう

「意匠」は「いしょう」と読みます。「絵画や工作などで工夫をめぐらすこと」、「美術・工芸品などで、形・色・模様などを加える、装飾上の工夫やデザイン」といった意味があります。「意匠を凝らす」という言葉がありますが、類義語は「手間暇をかけた」「創意工夫のある」「趣向を凝らした」などがあります。こちらだと聞き慣れた言葉なので、イメージが湧きやすいですよね♪

切迫=せっぱく

「切迫」は「せっぱく」と読みます。使ったり聞いたりした経験がある方もいるのでは?「切迫」の意味は、「期日などが間近に迫ること」「逃げ場のない状態」「呼吸や脈が小刻みに速くなること」です。緊張感があり、ハラハラする場面で用いられる印象があります。「切迫」と類義語で「逼迫・ひっぱく」がありますが、「逼迫」は精神的・金銭的に追い詰められている状態、「切迫」はそれに加えて期限や期日が差し迫っている状態のときに使えるんですよ◎

難読漢字は覚えたら楽しい♪

知っていないと読むことが難しい、「難読漢字」を4つご紹介しました。社会人としてビジネスシーンで使われることも。「なんて読むんですか?」と聞かず、スマートに読めるようにしておきましょう!

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