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2021.2.15

「蔑む」=「べつむ」…?意外と読めない《難読漢字》4選

みなさんは「蔑む」の正しい読み方がわかりますか?もしかしたら、知らないうちに間違った読み方をしてしまっているかも。読めると思っても、案外ちゃんと読めない漢字ってありますよね♪今回ご紹介する4つの漢字を、みなさんは読むことができるでしょうか?

(1)「準える」

「準える」の読み方は、「なぞらえる」と読むのが正解です!「じゅん」という読み方をすることが多いため、「準える」は意外と読めない人が多い様子。「準える(なぞらえる)」とは、”ある物ごとを似ているものと比較し、仮にそれとみなす”、”まねて作る”や”似せる”という意味がある言葉です。たとえば、りんごに似せて作ったオブジェクトがあれば、それを「りんごに準えて(なぞらえて)作ったオブジェクト」と表現することができます!

(2)「徒ならぬ」

「徒ならぬ」の読み方は、「ただならぬ」と読むのが正解です!「徒ならぬ(ただならぬ)」とは、”通常にある一般的な様子とは異なる”や”普通ではない”という意味の言葉です。たとえば、普段の状態を知っている友人が、普段とは違う尋常ではない様子だったときに、「友人が徒ならぬ(ただならぬ)様子だ」と表現することができます!「ただごとではない」という言葉がありますが、それは「徒ならぬ(ただならぬ)」の言い方を変えた同じ意味の表現なのです。

(3)「穿る」

「穿る」の読み方は、「ほじくる」と読むのが正解です!「穿る(ほじくる)」という漢字は、読み方は難しいですが日頃使われている言葉ですよね。”つついて穴をあけたり、穴の中から掻き出したりする”という意味があり、耳掃除はまさに”耳を穿る(ほじくる)”行動です。また、”細かいことまで取り上げて追求する”という意味も持っていて、しつこく話を聞くことを「しつこく穿って(ほじくって)話を聞く」と表現することができます。

(4)「蔑む」

「蔑む」の読み方は、「さげすむ」と読むのが正解です!「蔑む(さげすむ)」は、”見下す”、”軽蔑する”という意味を持っている言葉で、”能力や人格などが劣ったり、価値が低かったりするものとみなす”さまのことです。たとえば、自分自身が見下している人のことを、「〇〇を蔑んで(さげすんで)いる」と表現することができます。

読める漢字はありましたか?

日頃から会話で使っている言葉でも、漢字になると難読なものは数多くあります。今回ご紹介した漢字はどうだったでしょうか?読めなかった漢字は、これを機会に覚えてみてくださいね。

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