LIFESTYLE
2021.2.12
「如雨露」ってなんて読む…?意外と読めない《難読漢字》4選
(1)「紫陽花」
「紫陽花」は、「あじさい」と読むのが正解です!「紫陽花(あじさい)」は季語としてもよく知られている言葉ですが、実は「紫陽花」という漢字表記は誤って広まったものと言われています。古くに「ライラック」という別の花の漢字表記としてつけられた名前で、その漢字を「あじさい」に当てはめたことが誤って広まったとされています。「あじさい」には、「紫陽花」のほかにも「八仙花」という漢字表記があります!
(2)「如雨露」
「如雨露」は、「じょうろ」と読むのが正解です!みなさんもよく知る、花への水やりに使用される水を入れる容器の「じょうろ」のことです。水を注ぐ部分と手に持つ取っ手の部分があり、その種類はプラスチックからステンレス、鉄などさまざまなものがあります。「如雨露(じょうろ)」の語源はポルトガル語にあり、ポルトガル語で「じょうろ」のことを「jorro」と言います。このポルトガル語が日本語に訛り、「如雨露(じょうろ)」になったとされています。
(3)「五月雨」
「五月雨」は、「さみだれ」と読むのが正解です!旧暦の5月ごろにやってくる「梅雨(つゆ)」のことで、だらだらと続く雨のことを言います。そのだらだらと続く雨を例えて、「五月雨式」という言葉があります。何かの物ごとがひとつで終わらずに、持続的に続くことを表す言葉です。また、「梅雨」に見られる雲のことを「五月雨雲」と言います。
(4)「時雨」
「時雨」は、「しぐれ」と読むのが正解です!秋から冬にかけて降る、降ったり止んだりする雨のことを「時雨(しぐれ)」と言います。「時雨」は「しぐれ」という読み方のほかに、「じう」と読むことができます♪天気が「時雨(しぐれ)」に変わっていくことを、「時雨れる(しぐれる)」と表すこともできます。
読める漢字は何個ありましたか?
天気を表す言葉は、天気予報で聞くこともありますよね。こういった難読漢字をサッと読むことができたらカッコいいです♪読めない漢字があった方は、これを機に覚えてみてくださいね。
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