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2021.2.10

随にって何…?読めそうで読めない《難読漢字》4選

読めそうで読めない難読漢字をご紹介します。「随に」って、なんと読むかわかりますか?「ずいに」ではないですよ。読めたらスッキリする難読漢字をチェックしていきましょう。

随に=まにまに

「随に」は「まにまに」と読みます。「成り行きに任せる・したがう・ともにする」という意味があり、「波の隨にポートを漂わせている」このように、風の吹かれるままに相手(自然)の状況に合わせて進む様子を表しています。類語には「○○に従って」や、「○○に揺さぶられて」などがあります。

鰹=かつお

「鰹」は「かつお」と読みます。日本では江戸時代頃から生食していて、高知県の郷土料理(土佐料理)「鰹のたたき」で有名な魚です。生食で食べる前は保存食として干していたのですが、干物にしたときの硬さから「鰹」という漢字になったと言われています。ちなみに、鰹を干して削ったものは「鰹節(かつおぶし)」になります。

遡る=さかのぼる

「遡る」は「さかのぼる」と読みます。「流れと逆に進む・過去や根本にたち返る」という意味があり、「川を遡る」「時代を遡って考える」このような使い方をします。「川を遡る」という意味で「遡行(そこう)」という漢字もありますが、この漢字の場合「魚」が川を遡るときは「遡行(そこう)」ではなく、「遡行(そじょう)」と読むことも併せて覚えておきましょう。

羆=ひぐま

「羆」は「ひぐま」と読みます。熊の一種で普通の熊より大きく、日本に住む1番大きな陸上動物と言われています。赤褐色や灰褐色の体が特徴で、日本では北海道に「エゾヒグマ」が住んでいるそう。昔は「羆」の漢字を「四」と「熊」に分けて「シクマ(シグマ)」と呼んでいて、「ヒグマ」と呼ばれるようになったのは大正時代以降と言われています。

難読漢字いく強めた?

「随に(まにまに)」「鰹(かつお)」「遡る(さかのぼる)」「羆(ひぐま)」、4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読むことができましたか?読み方がわかるとスッキリしますよね!日常会話ではあまり使わない漢字もあったと思いますが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。

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