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2021.2.10

「迚も」って何て読む…?読めそうで読めない《難読漢字》4選

みなさんは、「迚も」の読み方がわかりますか?日常会話では使っているはずなのに、漢字になると読めそうで読めない…。今回は、そんな難読漢字を4つ集めました♪読める漢字があるかどうか、挑戦してみてください!

(1)「虐げる」

「虐げる」は、「しいたげる」と読むのが正解です!「虐げる(しいたげる)」とは、”むごい(残酷な)扱いをして苦しめる”という意味で、”虐待する”ことや”いじめる”を意味します。たとえば、誰かに対してむごい扱いをして苦しめること、虐待することを、「〇〇を虐げる(しいたげる)」と表現することができます。「しいたげる」という読み方は、「虐」の訓読みです。音読みでは「ぎゃく」と読むことができ、「ぎゃく」という読み方では「虐待(ぎゃくたい)」や「残虐(ざんぎゃく)」などがあります。

(2)「心算」

「心算」は、「つもり」と読むのが正解です!「しんさん」と読むこともでき、一般的に知られているのはこちらの読み方なのではないでしょうか。「心算(しんさん)」の意味は、”心の中で思っていること”や”心積もり”です。そして、「つもり」と読む「心算」は”前もって考えていたこと”という意味があり、「心算(しんさん)」と同じ意味合いで使われます。口語では、これからしようと思っていることを”〇〇するつもり”と言いますよね。その「つもり」の漢字表記が「心算」になります!

(3)「迚も」

「迚も」は、「とても」と読むのが正解です!日常的に使われている言葉ですよね♪「迚も(とても)」は、”どのようにしても実現しない気持ち”を表す言葉で、”どうしても”や”とうてい”という意味や、”程度のはなはだしいさま”を表す”たいへん”や”非常に”という意味があります。実は、普段から使っている「とても」という言葉は、「とてもかくても」という言葉の略語なんです♪

(4)「坩堝」

「坩堝」は、「るつぼ」と読むのが正解です!「坩堝(るつぼ)」という言葉は、言葉と物の名前のふたつの意味を持っています。物で言うところの「坩堝(るつぼ)」は、高温処理で作られた耐熱性の容器のことです。言葉としての意味では、”熱狂的な興奮に沸いている状態”や、”いろいろなものが混じり合っている状態や場所”を表します。

読める漢字はありましたか?

普段から日常会話で使っている言葉にも、実は漢字表記があるんです。意味を知っている言葉でも、その漢字を知らないことってありますよね。今回ご紹介した漢字で読めなかったものは、これを機に覚えてみてください♪

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