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2021.2.02

「円やか」=「えんやか」…?意外と読めない《難読漢字》4選

意外と読めない、難読漢字をご紹介します。「円やか」って、なんと読むか分かりますか?ヒントは、味を表現するときによく使われている言葉で、「えんやか」ではありませんよ。読み方が難しい漢字をチェックしていきましょう。

滑らか=なめらか

「滑らか」は「なめらか」と読みます。摩擦や引っ掛かりがなく、つるつるとした状態を表す言葉で、「滑らかな肌触りのブラウス」「滑らかな舌触りのプリン」「滑らかにスピーチをする」このような使い方をします。「滑らか」は「すべらか」という読み方もあり、どちらも同じ意味ですが、一般的には「なめらか」と読むことが多いです。英語では「スムーズ」や「スムース」と表現します。

円やか=まろやか

「円やか」は「まろやか」と読みます。「円」は音読みで「エン」、訓読みで「まるい・まどか・つぶら」と読みます。形がまるまるとしている様子や、口当たりが柔らかい、穏やかな味を表現するときに使う言葉です。古くは「まとやか」とも読まれていて、「円やか」と書いて「まどやか」と読むこともあります。

煌びやか=きらびやか

「煌びやか」は「きらびやか」と読みます。「キラキラと輝いている」「華やかで美しい」という意味があり、「煌びやかな宝石に目を奪われる」このような使い方をします。「煌」という漢字は、訓読みで「きらめく・かがやく・あきらか」と読み、派手やかで輝く様子を表します。「煌びやか」はあて字で「綺羅びやか」と表記することもあるので、合わせて覚えておきましょう。

淑やか=しとやか

「淑やか」は「しとやか」と読みます。上品で落ち着きのある言動を表す言葉で、「淑やかな性格」「好きなタイプはお淑やかな人」このような使い方をします。「お淑やか(おしとやか)」という言葉は、よく耳にすると思いますが「お(御)」が付けられるのは、主に女性の立ち振る舞いを言い表すときです。類義語には「たおやか」「奥ゆかしい」「物腰が柔らかい」などが挙げられます。

よく使う難読漢字は覚えておくと便利!

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読むことができましたか?よく使っている言葉も多かったと思いますが、漢字になると意外と読めないですよね。いい機会ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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