LIFESTYLE
2021.1.29
「私雨」って何…?読めそうで読めない《難読漢字》4選
(1)「私雨」
「私雨」という漢字、なんと読むと思いますか?「しう」や「わたしう」ではありませんよ…!この漢字は、漢字にも「雨」が入っている通り、雨の呼び名なんです。さて、なんと読むのでしょうか。正解は「わたくしあめ」でした。「わたくしあめ」という言葉を聞いたことはありますか?「わたくしあめ」とは、ふもとでは晴れているのに、山の上の狭い範囲だけに雨が降っていることを指します。昔から箱根や鈴鹿、丹波などの山地のものがよく知られていますよ。
(2)「盆暗」
「盆暗」はなんと読むか分かりますか?この漢字は意外と読める人も多いのではないでしょうか。「盆暗」とは「ぼんくら」と読む漢字です。どんな意味だか分かりますか?これは「ぼんやりとしていて見通しがきかないこと」などを意味しています。簡単に言うと「鈍い人」を指すんだとか。あまりぼんくらという言葉を使う機会はありませんが、書籍などでは目にすることもあるので覚えておきたいですね。
(3)「面目玉」
「面目玉」はなんと読むと思いますか?この漢字「めんめだま」と読んだ人もいるのではないでしょうか…!でも、違いますよ!「面目玉」とは「めんぼくだま」と読む漢字です。「めんぼくだま」ってどんな意味でしょうか。「面目玉」は「面目玉を踏み潰す」のように使われる言葉で、その意味はみなさんも知っている「面目(めんぼく)」と同じですよ。
(4)「弥立つ」
「弥立つ」はなんと読むか分かりますか?この言葉は聞いたことがあるはずですよ!では正解を見ていきましょう。「弥立つ」は「よだつ」と読みます。よく、「身の毛もよだつ」などと言われることがありますよね。あの「よだつ」なんです。こんな漢字で書かれるなんて知っていましたか?
漢字って奥が深い…!
どの漢字も読めそうでまったく読めませんでしたよね…!日本で使われている言葉はどれも奥が深いものばかり。気になった人はもっと深く調べてみてくださいね♡
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