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2021.1.25

「あひる」ってどう書くの?意外と難しい《難読漢字》4選

意外と難しい難読漢字をご紹介。誰もが知っている鳥、「あひる」ってどう書くかわかりますか?今回は鳥の名前を集めてみました。全部読めたらすごいですよ!

烏=からす

「烏」は「からす」と読みます。「鳥」と似ていますが、横棒が1本少ないのが「烏(からす)」になります。鳥にはあるけど烏にないものを漢字の横棒が1本少ないことで表現されているのですが、それは目を表す部分なのだそう。真っ黒な烏は目がどこにあるのか分からないことから、「鳥」から横棒を1本省いて「烏」と表記されるようになったと言われています。

椋鳥=むくどり

「椋鳥」は「むくどり」と読みます。全国各地で見られる鳥で、クチバシと足が黄色なのが特徴。「椋(むく)」の木に集まり椋の木の実を好んで食べることから「椋鳥(むくどり)」になったという説や、何万という大群を作ることから「郡木鳥・郡来鳥(むれきどり)」が由来とも言われています。ちなみに当て字で「夢来鳥(むくどり)」と表記されることもあります。

家鴨=あひる

「家鴨」は「あひる」と読みます。水掻きがついた足が広くて大きいことから、「足広(あしひろ)」と呼ばれていたのが語源。「あしひろ」が転じて、現在の「あひる」になったと言われています。漢字の由来は、「あひる」は元々野生の「鴨」を家畜化した鳥だったことから、「家鴨」と表記されるようになったのだそう。

金糸雀=かなりあ

「金糸雀」は「かなりあ」と読みます。黄色い羽に覆われ、鳴き声が美しいのが特徴。ポルトガル・スペイン語の「canaria」からきていて、原産であるカナリア諸島に由来します。漢字は、カナリアの黄色い羽から「金糸雀」と表記されるようになったと言われています。カナリアの色を表現した「金糸雀色(かなりあいろ)」は、「きんじゃくいろ」とも呼ばれています。

難読漢字いくつ読めた?

「烏(からす)」「椋鳥(むくどり)」「家鴨(あひる)」「金糸雀(かなりあ)」、4つの難読漢字を紹介しましたが、いくつ読むことができましたか?日常的にはあまり使われることのない漢字も多いですが、知っているとかっこいいのでこの機会にぜひ覚えておいてくださいね。

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