LIFESTYLE
2021.1.15
「偶々」ってなんて読む…?意外と読めない《難読漢字》4選
(1)「偶々」
「偶々」の正しい読み方は、「たまたま」と読むのが正解です!どんな人でも、普段から使うことのある言葉ですよね。「偶々(たまたま)」の意味には、「まれではあるがときおり」と「偶然、思いがけなく」の2つがあります。日常会話でもよく使われるのは後者の方で、偶然知り合いに出会ったときに「たまたま〇〇さんに会った」と使うことができますよね。「まれではあるがときおり」という意味では、「たまに」と同じ意味合いで使うことができます!
(2)「粛々」
「粛々」の正しい読み方は、「しゅくしゅく」と読むのが正解です!「粛々(しゅくしゅく)」という言葉は、「粛(しゅく)」を重ねてその意味合いを強調させている言葉です。「粛(しゅく)」には、「心をひきしめて、正しい形で行う」「つつしむ」「きびしい」といった意味があります。そして、それを重ねた「粛々(しゅくしゅく)」には、「おごそかなさま」「つつしみうやまうさま」「ひっそり静まっているさま」という意味があります。たとえば、気を引き締めておごそかに話し合いを進めることを、「粛々と話し合いを進める」と表現することができます。
(3)「度々」
「度々」の正しい読み方は、「たびたび」と読むのが正解です!「度々(たびたび)」とは、「何度も繰り返し行われるさま」「いくども」「しばしば」という意味の言葉です。ビジネスシーンの文書でも使われる言葉なので、社会人なら覚えておきたい漢字のひとつですね♪取引先へ立て続けにメールをする場合でも、「度々ご連絡いたしまして申し訳ございません」というフレーズはよく目にすると思います。
(4)「屡々」
「屡々」の正しい読み方は、「しばしば」と読むのが正解です!先に紹介した「度々(たびたび)」の意味である「しばしば」のことで、「何度も繰り返し行われるさま」という「度々(たびたび)」と同じ意味を持っています。同じ意味の言葉なので、この2つの漢字の使い分けに悩む人もいるのではないでしょうか。「度々(たびたび)」の方は詫びを入れるときなど、ビジネスで使われることが多く、「屡々(しばしば)」の方は、その頻度を表す日常会話で使われることが多いようです。
いくつ読むことができましたか?
今回は、漢字を重ねる「々」を使った難読漢字をご紹介しました。中にはビジネスで使われる言葉もあるので、読めなかった人はこれを機に覚えておくといいのではないでしょうか♪
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