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2021.1.06

「丁髷」って読める…?読めそうで読めない《難読漢字》4選

読めそうで読めない、難読漢字を4つご紹介します。「丁髷」ってなんと読むか分かりますか?ヒントは時代劇。「混凝土」「軍鶏」「木耳」いくつ正しく読めるかチェックしてみてください。

丁髷=ちょんまげ

「丁髷」は「ちょんまげ」と読みます。江戸時代に男性がしていた髪型の一種で、結われた髪が「ゝ(ちょん)」の字に似ていたことから、「ちょんまげ」と言われるようになりました。当時のファッションなどを紹介した雑誌「当世風俗通(とうせいふうぞくつう)」には、人気の丁髷スタイルを紹介するコーナーもあるほど一般的な髪型で、「銀杏髷(いちょうまげ)」が一番ポピュラーだったのだそう。

軍鶏=しゃも

「軍鶏」は「しゃも」と読みます。ニワトリの一種でクチバシが鋭く、大きなケヅメを持っているのが特徴。軍鶏はタイ原産で、江戸時代に渡来しました。タイの旧称「シャム」が名前の由来と言われています。別名「軍鶏(ぐんけい)」とも呼ばれていますが、「しゃも」のほうが一般的と覚えておくといいですよ。

混凝土=コンクリート

「混凝土」は「コンクリート」と読みます。砂・砂利・セメント・水を混ぜて固めたもので、身近なものだと道路、ほかにも土木・建築用材として幅広く使われています。漢字の由来は「混ぜて固めたもの」の意味として、当て字されたものと言われています。「こんぎょうど」と読みたくなってしまいますが、間違いなので注意してくださいね。

木耳=きくらげ

「木耳」は「きくらげ」と読みます。キノコの一種で、中華料理に使われることが多い食べ物です。名前の由来は、味が干したクラゲに似ていて木に群生することから、「きくらげ」と名付けられました。漢字の由来は耳の形に似ていることから、「木の耳(きのみみ)」=「木耳(きくらげ)」になったと言われています。このような理由から、別名「耳茸(みみたけ)」とも呼ばれています。

難読漢字いくつ読めた?

読めそうで読めない漢字を紹介してきましたが、いくつ分かりましたか?「丁髷(ちょんまげ)」や「混凝土(コンクリート)」は、漢字で書くことがほとんどないので、特に難しかったのではないでしょうか。この機会にぜひ覚えておいてくださいね。

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