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2020.12.29

弁える=「べんえる」じゃない!?読み間違いが多い難読漢字4選

みなさんは、「弁える」の読み方を知っていますか?今回ご紹介するのは、読み間違いが多い難読漢字です。ビジネスシーンでも多用されている漢字なので、読み方に自信がない人はチェックしておくべき♪自信がある人も、改めて答え合わせをしてみてくださいね。

(1)「弁える」

「べんえる」と間違われやすい「弁える」は、正しくは「わきまえる」と読むのが正解です♪「物ごとの違いを見分ける、区別する」という意味があり、善悪を見分けることを「善悪を弁える」と表現することができます。そして日常でよく使われているのは、「物ごとの道理を心得ている」という意味で使われるケースです。たとえば、目上の人には友達と同じ接し方をしてはだめですよね。そうして行動を区別していることが、「弁えている」ということなんです!また、「つぐなう・弁償する」という意味も持ち合わせています。

(2)「予め」

漢字自体は難しくありませんが、読み間違いが多い「予め」という漢字。こちらは、正しくは「あらかじめ」と読むのが正解です!「ことの起こる前から」「そのつもりで」「前もって」という意味があります。たとえば、前もって連絡しておくことを、「予め連絡をする」と表現することができます♪「予めご了承ください」というフレーズは、日常でもよく目にするのではないでしょうか。

(3)「専ら」

「専」という漢字は、「せん」と読むことが多いですよね。ですが、「専ら」は「せんら」とは読みません!正しくは、「もっぱら」と読むのが正解です♪「あるひとつのことに集中するさま」を示す言葉で、「ひたすら」「ただただ」「いちずに」という意味があります。たとえば、休憩を挟まずにずっと本を呼んでいることを、「専ら本を読み続ける」と表現することができます!

(4)「徐に」

「じょに」と間違えて呼んでしまいがちですが、「徐に」の正しい読み方は「おもむろに」が正解です♪「落ち着いて、ゆっくりと行動するさま」という意味になります。たとえば、寝転がっていたところをゆっくりと立ち上がることを、「徐に立ち上がる」と表現することができます。この「徐に」という漢字は、読み間違いだけではなく、使い間違いをされていることが多いんです!なんと、半数近くの人が、「不意に」という意味合いで使っている様子。これも合わせて覚えておきたいですね。

何個読めましたか?

今回ご紹介した漢字の中で、みなさんはいくつ正しく読むことができたでしょうか。改めて学ぶ機会がないと、なかなか漢字って難しいですよね…。読み方を知らない漢字があった人は、これを機に覚えておいてくださいね♪

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