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2020.12.29

「御田」ってなんのこと…?意外と読めない《難読漢字》4選

意外と読めない「難読漢字」を4つご紹介します。「御田」ってなんと読むかわかりますか?ヒントは寒くなると食べたくなるアレ!今回は、食べ物と植物に関する難読漢字です。いくつ読めるかチェックしてみて♡

御田=おでん

「御田」は「おでん」と読みます。大根やこんにゃく、はんぺんなどを煮込んだ料理のことで、「寒くなると御田が恋しくなる」というセリフは、冬になるとよく耳にすることもあるのではないでしょうか。由来は、串にさした豆腐やこんにゃくに味噌を塗った、「田楽(でんがく)」からきています。「田楽」の「田(でん)」に、接頭語の「お」をつけて「おでん」となったそうですよ。

巻繊汁=けんちんじる

「巻繊汁」は「けんちんじる」と読みます。大根・ごぼう・人参などの野菜と、豆腐を使って作るすまし汁のことで、元々は精進料理として食べられていた汁物です。「巻繊汁」の「巻繊」は、中国から伝わった精進料理、普茶料理の「巻繊湯」に由来すると言われています。「けんちぇん」「けんせん」という別名もあるのだそう。

鬼灯=ほおずき

「鬼灯」は「ほおずき」と読みます。なす科の多年生植物で、ぷっくりと赤い球状のかわいい見た目が特徴。名前の由来は、「顔つき」「目つき」と同じ使い方で、頬が赤く染まった様子を指す「頬づき」、ホホというカメムシがつきやすいことから、「ホホ付き」などが挙げられます。漢字は提灯に似た赤く怪しげな色から、「鬼灯」という文字が当てられたのだそう。鬼灯は灯りとしての意味もあることから、自然界の提灯として盆花を代表する植物でもあります。

沈菜=キムチ

「沈菜」は「キムチ」と読みます。白菜などの野菜と一緒に、唐辛子・魚介塩辛・ニンニクなどの香辛料を漬け込んだ漬物のこと。元々は、朝鮮半島の保存食として食べられていて、朝鮮漬けとも呼ばれていました。由来は韓国語(朝鮮語)で「野菜の塩漬け」を意味する「沈菜(チムチェ)」で、発音が変化しながら現在の「キムチ」に定着したと言われています。

難読漢字を覚えておこう!

難読漢字を4つ紹介してきましたが、いくつ読めましたか?普段よく食べているものも、「漢字で表記されると分からなかった」という人も、多かったのではないでしょうか。この機会に、ぜひ覚えておいてくださいね♡

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