LIFESTYLE

2020.12.14

あなたの国語力をチェック!「思しい」これなんて読む?

今回は意外と読めない難読漢字を4つご紹介します。読み間違えやすい漢字の正しい読み方を、4つご紹介します。いつのまにか読めると思っていた漢字、その読み方であっていますか?正しい読み方や意味をチェックしていきましょう。

「口遊む」

「口遊む」は「くちずさむ」と読みます。「思いつくままに歌う」という意味があり、昔は「口遊(くちずさび・くちずさみ)」と読まれていました。思いつくまま歌う姿と、「口」に「遊」と表記する漢字のイメージがぴったり合いますよね。「口遊む」には、「心に浮かんだことを独り言のように言う」「噂する・悪口を言う」という意味もありますが、「歌を口遊む」という意味で使われるのが一般的です。

「濃やか」

次にご紹介していくのは「濃やか」という漢字です。この漢字はなんて読むか分かりますか?「濃い」となっているときはカンタンに読むことができますが送り仮名が全く違いますよね…!「濃やか」という漢字の読みかたは「こまやか」になります。「こまやか」って漢字では「細やか」じゃないの?と思った方もいるかもしれませんが、「濃やか」になると意味は「情が深い」などとなり「細やか」とは少し違うんです。

「迸る」

「迸る」は「ほとばしる」と読みます。「勢いよく吹き出る・噴出する・激しく流れる」という意味があり、エネルギーが溢れて吹き出す様子を表す言葉です。「ホースから水が迸る」「迸るように流れる川を眺める」このような使い方をします。「迸る」は喜びや情熱など、強い感情が溢れ出るという意味でも使われ、「迸る愛情を抑えきれず、彼女に告白した」、このような使い方もします。

「思しい」

「思しい」そのまま読むと「おもわしい?」となりますが、なんと読むでしょうか?正しくは「おぼしい」と読みますよ。なんだか全然違うニュアンスに聞こえますね。意味は、そのように思える、そのように見える、になります。ニュースで、「犯人と思しい人物が…」と聞いたことはありませんか?このように、そのように見受けられる、という意味での使い方をします。

あなたは正しく読めましたか?

今回はよく使うけどちょっと難しい漢字を4つご紹介させていただきました。普段から使われる言葉だからこそ、間違えたり読めないと恥をかくかもしれません。ぜひ、これを機によく言葉にする漢字を覚えてみてください!

※本文中に第三者の画像が使用されている場合、投稿主様より掲載許諾をいただいています。

「疎い」「希う」「生飯」「準える」…読めそうで読めない漢字10選