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2020.12.16

「溌剌」って読める!?読めそうで読めない漢字4選

みなさんは、「溌剌」という漢字の読み方がわかりますか?大人になっても読めない漢字や、見る機会すらないような漢字ってたくさんありますよね♪今回は、読めそうで読めない難読漢字を集めました!読める漢字があるかどうか、トライしてみてくださいね♪

(1)「場数」

「場数」という漢字は、「ばかず」と読むのが正解です!「場数(ばかず)を踏む」という言葉を聞いたことはありませんか?「場数(ばかず)を踏む」というのは、「多くの経験を積む」という意味になります。つまり、「場数(ばかず)」というのは、その「経験」のことなんです♪たとえば、上手にケーキが作れなかったとしても、経験を多く積んだから上手に作れるようになりますよね。そのことを、「場数(ばかず)を踏んだから、ケーキを上手に作れるようになった」と表現することができます!

(2)「醜女」

「醜女」という漢字は、「しこめ」と読むのが正解です!「醜い(みにくい)」「女」と書く通りに、容貌の醜い女のことを「醜女(しこめ)」と言います。「黄泉の国」にいたとされる容貌の醜い女の鬼のことを「黄泉醜女(よもつしこめ)」といい、それが由来となった言葉です。「醜女(しこめ)」にはもうひとつの読み方があり、それは「しゅうじょ」という読み方です。純文学などでは、現代で使われる「ブス」という意味合いで、「醜女(しこめ)」という言葉が使われている様子。

(3)「溌剌」

「溌剌」という漢字は、「はつらつ」という読み方が正解です!漢字の読み方がわからなかったみなさんも、口語では日常的に使っている言葉なのではないでしょうか。「元気があり生き生きとしている様」という意味で使われる、「ハツラツ」を漢字で書くと「溌剌」になるんです♪また、「溌溂」と書いて「はつらつ」と読まれることもありますが、「溌剌」を含め漢字表記で使われることはあまりありません。

(4)「贔屓」

「贔屓」という漢字は、「ひいき」と読むのが正解です!「自分の気に入った者に目を掛け、力を添えて助けること」という意味があります。つまり、ひとりに対してやいち企業などに対して、特別扱いすることを「贔屓(ひいき)」と言います。「贔屓(ひいき)」という言葉は、ビジネスシーンでも使われることが多々あります。たとえば、いつも利用してくれているお客様に対して、「これからもよろしくお願いします」という気持ちを、「今後ともご贔屓のほどお願いします」という風に表現することができます!

読める漢字はありましたか?

今回ご紹介した漢字は、口語でなら日常的に使われているものもありました。みなさんは読める漢字はあったでしょうか?なかにはビジネスシーンでも使われている漢字もあったので、これを機会に覚えてみてくださいね♪

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