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2020.12.04

「生飯」って何て読む…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

日本にはたくさんの漢字が存在していて、身近なものを表す漢字なのになかなか読めない《難読漢字》があります。そんな読めたらスゴイ!難読漢字をご紹介します。これを読めたなら、かなりの博学♪いくつ読めるでしょうか?

生飯

昔から日本の暮らしに根付いている、こちらの「生飯」という漢字。なんと読むでしょうか?さんぱんと読んだかたは惜しい!答えは(さば)と読みます。この生飯とは、修行僧たちが食事の前に、鬼神・餓鬼・無縁仏に米をわけ与えることを言います。ちなみに、数をごまかす意味の「さばを読む」という言葉は、生飯に取り分ける分のご飯を考慮して多めに準備したことに由来しているという説もあるそうです!

寄生木

クリスマスに縁の深い、この「寄生木」なんと読むでしょうか?木という漢字がつくとおり、植物の名前です。きせいき?答えは(やどりぎ)と読みます!「宿り木」とあて字をすることもありますよ。寄生木は、その漢字のとおり、ほかの木に寄生して育つ草木なのです。古代ケルト人は、寄生木の育ちかたを見て、特別なパワーを秘めていると感じたそう。その神聖さから、寄生木の下でキスをすると、永遠の愛となるという言い伝えがあります。とてもロマンチックな植物ですね。

生毛

わたしたちにとって身近な「生毛」なんと読むでしょうか?うもう?答えは(うぶげ)と読みます!生毛という漢字の場合は、人のほおや首筋に生えている薄い毛のことを意味します。同じ読み方で、産毛がありますね。こちらの産毛という漢字の場合は、赤ん坊が産まれたときに生えているやわらかい毛のことを指します。頭の毛を指すので、うぶがみと呼んだりもしますよ。

晩生

冬になるとスーパーで「晩生」この漢字がついた食べ物を見かけませんか?ばんせい?答えは(おくて)と読みます。読めたらスゴイ!「晩生みかん」などと書かれて売っていますよね。晩生は、作物や果物などが遅く熟する品種のことを意味します。同じ読み方で「奥手」がありますが意味はほとんど同じで、ほかより成熟するのが遅いことを指します。晩熟なだけなんです…。

《難読漢字》読めたらスゴイ!

身近にあるけど読めたらスゴイ難読漢字を4つご紹介しました。ひとつでも読めたらスゴイ!難読漢字を覚えていってくださいね♪

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