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2020.12.07

「黛」って…!?初見じゃ読めない「知っておきたい難読苗字」4選

初見ではなかなか読めない難読苗字、いくつ知っていますか?由来などを知れば知るほど素敵な苗字ばかりです。今回は知っておきたい難読苗字をご紹介します!

難読苗字「黛」さん

難読苗字の「黛」さん。似た漢字に「薫」がありますが、代に黒と書いて訓読みで「まゆずみ」さんと読みます。黛の苗字を持つ方は、特に群馬県に多くいらっしゃいます。次に、東京都・埼玉県と続きますが、ダントツで群馬県に多い難読苗字なんですね。ちなみに漢字の「黛」としては元々中国語で、まゆを書く墨の意味がありますよ。

難読苗字「一」さん

つづいての難読苗字は「一」さん。「一」は、はじめ、いち、かず、と多くの読み方がありますよね。読み方は「にのまえ」さんです。にのまえだから「一」と読むのだそう。漢字の「一」としては「にのまえ」という読み方はしません。ですが、苗字は派生することで、こういう読み方をすることがあります。「一」さんの苗字は熊本県に1番多く、次に福岡県でした。ちなみに「一」という漢字は、とても縁起のいい数とされているんですよ。

難読苗字「興梠」さん

難読苗字「興梠」さん。なんと読むでしょうか?こちらは「こうろ」または「こうろぎ」「こうろき」さんと読みます。この苗字の方は、宮崎県の高千穂や五ヶ瀬に多くいらっしゃいます。宮崎県の高千穂は神話の里で有名です。「興梠」という苗字の由来には諸説ありますが、どれも神話が絡んでくるのです。神霊が宿るとされる「カムロキ」からきている説も有名ですよ。

難読苗字「大豆生田」さん

最後の難読苗字は「大豆生田」さん。4文字の苗字ですが読めましたか?こちらは「おおまめうだ」さんと読みます。特に栃木県に、この苗字の方が多くいらっしゃいます。大豆生田の由来は、大豆を植えた畑や田んぼの地名から苗字に発展したと言われています。めずらしい4文字の苗字ですが、大豆生田さんは全国の四文字苗字の人数ランキングでトップ5以内に入るんですよ。

知っておこう!難読苗字

初見では、なかなか読むのが難しい難読苗字。あなたは読めましたか?どの苗字も、その土地に根付くストーリーがあります。今回ご紹介した難読苗字、ぜひ知っておいてくださいね♪

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