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2020.11.18

《難読漢字》「幇助」ってなんて読む…?見たことあるけど読めない漢字!4選

「幇助」ってなんと読むか知っていますか?見たことも聞いたこともあるけど、読めない…。そんな漢字をまとめました。「山車」「僥倖」「噺」いくつ読めますか?

僥倖=ぎょうこう

「僥倖」は「ぎょうこう」と読みます。思いがけない幸い・偶然的な幸運・幸運が訪れることを待ち願う、という意味があります。「僥」=「願う・望む」、「倖」=「願い望む・幸い」が語源で、このふたつを合わせた言葉が「僥倖」です。「棚から牡丹餅」と同じニュアンスの意味をもち、なかなか手に入らない、幸運や嬉しい出来事を表現するときに使われる漢字です。

噺=はなし

言葉を交わすという意味で、「噺」=「はなし」と読みます。「噺」は「落とし噺(おとしばなし)」を略した言葉で、落語を演じる人のことを「噺家(はなしか)」と呼びます。珍しい・目新しい物語という意味から、くちへんに新しいという字を合わせた漢字となったそう。同音異字で「話」という漢字がありますが、物語や説話などの「はなし」を語るのが「噺」。物語という意味合いはほとんどなく、会話や談笑することを「話」と覚えておくといいですよ。

山車=だし

「山車」は「だし」と読みます。祭りの際に登場する巨大な台車のことで、引いたり担いだりする出し物の総称です。呼び方や形式は、地方や祭りによって異なりますが、一般的には縦に長くつくられていて、引いて移動するのが特徴です。「山車」と同じ意味をもつ漢字に「屋台」がありますが、金魚すくいやたこ焼きなどの、「屋台(出店)」は同音異義語となるので、混同しないように注意してくださいね。

幇助=ほうじょ

「幇助」は「ほうじょ」と読みます。手助け・援助するという意味で、どちらかといえば悪い意味で使われることが多く、「逃走を幇助する」このような使い方をします。いい意味で使うときは、「幇助」という言葉よりも「手伝う」「援助する」と表現されることが多いです。日常会話ではあまり使われない言葉ですが、ニュースではよく耳にする言葉なので、覚えておくといいでしょう。

覚えておきたい難読漢字

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ正しく読むことができましたか?「知っているけど、漢字になると読めない…」そんな人も多かったのではないでしょうか?この機会にぜひ覚えておいてくださいね。

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