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2020.10.28

「区区」は会話でよく使うあの言葉…?!同じ字が連なる《難読漢字》

「区区」この漢字をなんて読むか分かりますか?「くく」と読みたくなりますが、実は違います。今回はこの「区区」のように同じ漢字が連なってでできている難読漢字をご紹介していきますよ!

「兀兀」

「兀兀」の読み方は「こつこつ」です。「兀々」とも書きます。意味は「着実に物事を行うさま」「地道に働くさま」を表します。「兀兀(こつこつ)と努力する」「兀兀(こつこつ)と貯金をする」「兀兀(こつこつ)と仕事を進める」のように使います。ちなみに「兀」一文字だと、「高く突き出ているさま」や、「髪をそった頭」などを表す漢字になるそうです。「兀い」で「たかい」と読みます。音読みは「コツ」「ゴツ」です。「兀兀」は、努力をして高みを目指す、といった意味も含んだ言葉になります。

「侃々諤々」

「侃々諤々」というのは、四字熟語だということはもうわかりますよね!ですが、日常的にあまり見かけることのない難しい漢字です…。そんな難読漢字の四字熟語「侃々諤々」は、「かんかんがくがく」と読むことができます!「かんかんがくがく」と聞いて、ピンときた人もいるかもしれません。同じ漢字を重ねるときの代用字である「々(おなじ、のま、くりかえし)」を使わずに「侃侃諤諤」と書いても正解です。

「区区」

さて「区区」はなんて読むか分かりましたか?この言葉は、みなさんが日常会話でも使っている言葉です。この漢字の読み方は「まちまち」でした!分かった方はすごいです!区区は「バラバラでまとまりがない」「小さくて取るに足りない様子」を意味する言葉になっています。「区」という漢字には「細かく仕切る」という意味があるので、この漢字が2つでまちまちになるんですね。

「御御御付」

「御御御付」の正しい読み方は「おみおつけ」です。「御」が3つ付いているので、そのまま「おおおふ」と読んだ人も多いのでは?「おみおつけ」とは、味噌汁を丁寧に表現した言葉で、関東地方・東京では現在でも使われている言葉です。

同じ漢字が連なる言葉は読みかたが難しい…!

同じ漢字を並べた言葉は、読みかたがとっても難しいものが多いんです…!でもそんな難読漢字を使うことができれば、まわりからすごいといわれるかも。まだまだほかにもあるので、気になる方は調べてみてくださいね!

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