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2020.10.30

「御侠」=ごきょう?読めたらスゴイ!《正しい読み方と意味》を解説

みなさんは、「御侠」という漢字を読むことができますか?「ごきょう」と読むのは間違いなんです♪今回は、読めたらスゴイ難読漢字を4つご紹介します。これを読むことができたあなたは、周りに自慢できちゃうかも♡

(1)「御侠」

一見「ごきょう」と読んでしまいそうになる「御侠」は、正しくは「おきゃん」と読むのが正解です!「御侠(おきゃん)」には、「若い女性が活発すぎて軽はずみなこと」や、またその「女性」のことを言います。つまり、「おてんば」と類語なんです。「御侠(おきゃん)」の「御(お)」は接頭語で、「御侠(おきゃん)」は女性に対してのみ使うことができます。もともとは男女ともに使うことができましたが、男性に使う場合は「御(お)」をつけません。

(2)「唐変木」

「唐変木」の正しい読み方は、「とうへんぼく」と読むのが正解です!「唐変木(とうへんぼく)」には、「気が利かない偏屈なこと」という意味があり、またそのような人のことを指します。「気が利かない」や「物分かりが悪い」と言って、人をののしるときに使われる言葉です。「分からず屋」と同じ意味で使われており、「この分からず屋!」を「この唐変木!」という風に使うことができます。

(3)「剽軽」

「剽軽」の正しい読み方は、「ひょうきん」と読むのが正解です!「剽」という漢字は、普段見かけることが少ない難漢字ですよね。「剽軽(ひょうきん)」には、「気軽でおどけること、滑稽なこと」という意味があり、またそのような言動をする人のことを指します。また、「剽軽」は「ひょうけい」と読むこともでき、「剽軽(ひょうきん)」と同じ意味のほかに、「身軽ですばやいこと、そのさま」という意味も併せ持ちます。

(4)「磊落」

「磊落」の正しい読み方は、「らいらく」と読むのが正解です。「豪放磊落(ごうほうらいらく)」という四字熟語にも使われている漢字です。「磊落(らいらく)」には、「気が大きく朗らかで、小さいことにこだわらないこと」という意味があり、そのような人のことを指します。「豪放(ごうほう)」という漢字も「磊落(らいらく)」と同じ意味があり、四字熟語の「豪放磊落(ごうほうらいらく)」も同じ意味で使われています。

読める漢字はありましたか?

今回ご紹介した難読漢字は、どれも人の有様を表現する言葉でした。みなさんは読める漢字がありましたか?中でも「ひょうきん」は、まだ耳馴染みのある言葉だったのではないでしょうか。これを機に漢字を覚えてみてくださいね。

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