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2020.10.30

「気障」=きしょう…?読めたらスゴイ!《性格の難読漢字》4選

「気障」この漢字が読めたらすごい!性格に関する難読漢字をご紹介します。「鷹揚な性格だね」って言われたけど、それってどんな意味?読み方と意味がわかるとおもしろい、難読漢字をチェックしていきましょう。

気障=きざ

「気障」は「きざ」と読みます。服装や言動が気取っていて人に不快感を与える男性の様子を表す言葉で、「あの人気障なセリフばっかり言って、行動が伴っていないんだよね…」このような使い方をします。気障の語源は、気に障ることを表す「気障り(きざわり)」です。本来は「心配なこと」「気にかかること」という意味で使われていましたが、相手を不快にさせるという意味合いが強くなり、現在は「嫌味な男」という意味で使われています。

鷹揚=おうよう

「鷹揚」は「おうよう」と読みます。堂々と空を飛ぶ鷹の様子が語源で、ゆったりとしている・おっとりしている・小さなことにこだわらず余裕がある様子を表します。「あの人はトラブルが起きても、いつも鷹揚に構えていて安心できる」このように、いい意味で使われている言葉です。類語には「寛大」「悠然」「大らか」などが挙げられ、「臆病」「器が小さい」「偏屈」などが対義語となります。

蒲魚=かまとと

「蒲魚」は「かまとと」と読みます。わざと知らないふりをする・上品ぶったりうぶぶったりする様子を表す言葉で、「あの子男性の前だけ、かまととぶっていて嫌な感じ」このような使い方をします。「ぶりっ子」「あざとい」「猫をかぶっている」などが似たような意味をもつ言葉と言うとなんとなく想像できると思いますが、相手を見下したり軽蔑するときに使う言葉で褒め言葉ではありません。

数寄者=すきもの

「数寄者」は「すきもの・すきしゃ」と読みます。元々は芸道や風流を好む人を指す言葉でしたが、変わったものを好む・恋愛に関する事柄を好むという意味へ派生しました。現在は自分の欲求のままに行動する「好き者」として使われることが多く、浮気者・エロい・変わり者など悪い意味で使われることが多い言葉です。

あなたはどんな性格?

今回紹介した4つの難読漢字のうち、「気障(きざ)」「蒲魚(かまとと)」「数寄者(すきもの)」は性格が悪い意味で使われる漢字、「鷹揚(おうよう)」は性格がいい意味で使われる漢字です。読み方だけでなく意味を合わせて覚えておくと、どんな性格なのかがよくわかるのでおもしろいですよ。

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