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2020.10.21

「絡新婦」って何…??ヒントは虫の名前!《妖怪の難読漢字》4選

「絡新婦」という漢字、何と読むか分かりますか?実はこれ、ある妖怪の名前になっている漢字なんです…!今回は「絡新婦」のような、妖怪を表す難読漢字をご紹介していきますよ♡

「絡新婦」ってなんて読むの?

「絡新婦」という漢字、何と読むか予想できましたか?「からみしんぷ?」と思った方!違いますよ!この漢字は、「じょろうぐも」と読みます。じょろうぐもはどんな妖怪か分かりますか?じょろうぐもは本来の名前は「女郎蜘蛛」という表記となっています。この漢字を見ると分かる通り、じょろうぐもという蜘蛛も実際にいるんですよ。

「姑獲鳥」ってなんて読むの?

「姑獲鳥」という漢字は何と読むか分かりますか?これは「うぶめ」と読みます。「姑獲鳥」とは日本の妊婦の妖怪で、「憂婦女鳥」とも表されます。亡くなった妊婦をそのまま埋葬してしまうと産女になると古くから言われていて、これが「姑獲鳥」になります。そのため、多くの場所では子どもが生まれないまま亡くなった妊婦はお腹から胎児を取り出していたのだとか。

「暮露暮露団」ってなんて読むの?

「暮露暮露団」は何と読むか分かりますか?なんだかすごく長い名前ですよね…!これは「ボロボロトン」と読みます。この妖怪、聞いたことはありますか?これはボロボロになりながらもそのまま残された布団たちが妖怪になったものなんだとか。ボロボロになった布が手や足になっていますよ…!使い古したものはきちんと処分しないといけませんね。

「陰摩羅鬼」ってなんて読むの?

「陰摩羅鬼」は何と読むか分かりますか?これは「おんもらき」と読みます。「陰摩羅鬼」は中国と日本の伝承に出てくる鳥の妖怪です。積屍気と言われる、人間の遺体から立ち込める気が凝り固まってできた妖怪のことなんだとか。鶴や鷹のような姿をしていて、羽は黒く目は赤いんです。そして顔は人の顔をしているんだとか…!想像しただけで怖いですよね。

妖怪の難読漢字、おもしろい…!

妖怪を表す漢字、どれもおもしろかったですよね…!まだまだ妖怪はたくさんいるので、どんな漢字で表されるのか、またどんな妖怪がいるのか調べてみてくださいね♡

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