LIFESTYLE
2020.10.19
「おった」=この言葉の意味分かる?わかったらスゴイ《新潟》の方言
「おった」
「おった」という新潟の方言は、標準語だと「落ちた」という意味になります!「おちた」の「ち」が小さくなり、「おった」となったのではないでしょうか?物が落ちたときたの「落ちた」という意味で使うことができ、”消しゴムが落ちた”ことを”消しゴムがおった”というように使うことができます。また、”木から人が落ちた”ことも、”木から人がおった”と使うことができます。関西地方でも「おった」という方言は見られますが、こちらは「いた」という意味になります♪
「ばか」
「ばか」は知らない人が聞いたら不快に思ってしまう方言ですが、標準語での「ばか」とはまったく違う意味になります!新潟の方言の「ばか」には、「とても」や「すごく」という意味があるんです。人に対して使うときは、褒め言葉として使われていることが多いです。”その服とてもいいね”という褒め言葉も、”その服ばかいいね”というようになります。知らないとびっくりしてしまいそうな方言ですね。
「うな」
新潟の方言で「うな」というと、それは「あなた」や「お前」という相手を指す意味になります。こちらは同僚や年下のみに使われる言葉で、目上の人に対してはNGな様子。「あなた」を意味する新潟の方言は多種存在します。「んな」や「なー」も、「うな」と同じように使用されています。
「しょうしい」
「しょうしい」という言葉は、新潟でも上越地方で話されている方言です。「しょうしい」は標準語で「恥ずかしい」という意味になります!ばかばかしいことやその様、そしておかしいことなどを意味する「笑止(しょうし)」という言葉には、恥ずかしいという意味も含まれています。方言の「しょうしい」は、この「笑止」が語源となったとされています。
大人の豆知識♪
方言には知らずに聞けば、標準語とは違う意味を持っているためにビックリしてしまうような言葉もありますよね。新潟の人からもし「ばか」と言われても、それは頭が悪いという意味ではないんですね…。豆知識として、頭に入れておいてみてくださいね。
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