LIFESTYLE
2020.10.20
「栗花落」ってなんて読む…?知っておきたい《人名の漢字》3選
(1)「栗花落」ってなんて読むの?
「栗花落」という漢字、なんて読むか分かりますか?漢字を見ただけでは読みかたすら想像できないですよね。この漢字は「つゆり」と読みます。なぜこのような漢字でこの読み方になったのかというと、栗は秋になる実ですよね。そして、花が咲くのは5月ごろから6月ごろです。このことから、もともと「栗の花」はこの頃の季語にもなっていました。5月から6月と言えば梅雨に入っているころでもありますよね。そこから「栗花落」は「つゆいり」と読まれるようになり、これがだんだんと変化していったことから「つゆり」となったんです…!
(2)「神酒」ってなんて読むの?
「神酒」はなんて読むか分かりますか?「かみざけ」「しんざけ」などと予想した方!違います…!この漢字は「みき」と読みます。「みき」という名字は主に熊本県で使われているもので日本では80人程度しかいないんだとか。神酒さんと出会えたことがある人はかなりレアですね…!由来は昔熊本県や宮崎県で造酒を行っていた人に対して付けられたのがはじまりとなっています。神のようなおいしいお酒を造っていたのでしょうか…!気になりますね。詳しいことは分かっていませんが、もし神酒さんに出会ったら聞いてみてくださいね。
(3)「九十九」ってなんて読むの?
「九十九」という漢字はなんて読むか分かりますか?「くじゅうく」と読んだ方!違いますよ…!この漢字は、「つくも」と読みます。この名字は全国でおよそ830人いるとされていて、意外にもたくさんいるんです。広島県や福岡県でよくみられる名字ですよ。「九十九」は百の一つ手前で、次が「もも(百)」になることから、「つぎもも」と言われていて、これが変化していって「つくも」と言われるようになりました。
人名を表す漢字、難しすぎる…!
名字などの人名に使われる言葉はどれも難しいものばかりでしたね…!もしも知り合いに紹介した名字の人がいるかたは由来などを聞いてみてくださいね♡
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