LIFESTYLE
2020.10.09
「仙人掌」ってなんて読む…?読めそうで読めない《3文字の難解漢字》4選
「仙人掌」
「仙人掌」は、「サボテン」と読むのが正解です。トゲがあり多種多様なサボテンは、手軽な観葉植物として愛されています。今では100均でも手に入り、気軽に育てることができます。そして意外と知られていないのが、サボテンのトゲは葉だということ。また、サボテンは「覇王樹」と書くこともできます。晩夏の季語として、「仙人掌の花」があります。
「土耳古」
目にしたこともない方も多いであろう「土耳古」なんて読むと思いますか?正解は「トルコ」。国の名前だったんです。土耳古の耳、これは中国語で「ル」に近い発音をすることから使われ、「土耳古」となったという説があります。このように中国語の発音で克明に近いものの漢字が当てられたので、日本では読むのがちょっぴり大変になっているんです。
「海松貝」
正解は海松貝=ミルガイです。「海松貝」は、水管の先に海藻の海松(ミル)が着生し、それがミルを食べているように見えることから名付けられたようです。しかし、実はたまたま海松を付けている個体が多いだけで、実はいろいろな海草を付着させています。日本産の海松貝は減少傾向にあり、今では高級食材のひとつになっています。
「木乃伊」
「木乃伊」という漢字は「ミイラ」と読むんです。実は中国から伝わってきた漢字。この漢字の表記になった理由ですが、ミイラを表している言葉に音を似せて作ったことからこうなったのでないかと言われています。ミイラという言葉は、もともとポルトガル語です。ポルトガル語で、没薬は「ミラ」と言います。これがだんだん変化していって、「ミイラ」という言い方になったのではないかと言われています。
あなたは読めましたか?
今回は3文字の漢字をご紹介しました。中々読めない漢字ばかりですね。難しい漢字の読み方や知識を知っておくことで、いざというとき役に立つかもしれません。ぜひ周りの人にも教えてあげてください!
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