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2020.10.09

「フトガ」「コマガ」って何…!?難しすぎる《鹿児島》の方言

「フトガ」「コマガ」って聞いたことはありますか?実はこれ、鹿児島県のある地域で使われている方言なんです…!日本語とは思えない方言ということで話題になったこともあるんですよ。今回はこの鹿児島県の方言についてご紹介していきます♡

頴娃弁って知っていますか?

頴娃弁って聞いたことはありますか?実はこれ、鹿児島県の頴娃町で使われている方言なんですよ。この漢字は「エイ弁」と読みます。鹿児島県全域で使われているわけではなく、一部の地域でしか使われていないのでなじみのある方はほとんどいない方言。この方言、その地域の人以外はまったく理解することができない言葉ばかりなんです…!

頴娃弁はいつからあるの?

頴娃弁が生まれたのは江戸時代と言われています。なぜ暗号のような方言が多いといわれているかというと、この頴娃の地域が密貿易をおこなっていた地域だからなんです。貿易相手との会話を理解されないように、独特な言い回しをしていたことが、のちにこの頴娃弁となったんですよ…!

「フトガ」ってどんな方言なの?

それではそんな頴娃弁のひとつとなっている「フトガ」はどんな意味の言葉か分かりますか?これは「大きい」を意味する言葉となっています。「ふとが野菜がとれた」と言ったときは「大きい野菜がとれた」となります。確かに相手に伝わらずに貿易に使えそうですね…!

「コマガ」ってどんな方言なの?

「コマガ」という言葉はどんな意味だと思いますか?これは「ふとが」の逆の「ちいさい」という意味を表す方言になります。どちらも聞いただけでは全く意味が分からないですよね…!

頴娃弁はほかにも…!

頴娃弁はまだまだほかにもあります…!たとえば「わげっ」はなんだと思いますか?これは「分けて」という意味の言葉になります。ほかにも「ひったまがった」という方言がありますが、これはどんな意味だか分かりますか?「ひったまがった」は「びっくりした」という意味なんです…!まったく分かりませんね。

暗号のような頴娃弁、知ってたらすごい…!

頴娃弁は密貿易のために難しくして使われていた言葉の名残ということで、どれも難しいものばかりでしたね…!この頴娃弁、知っていたらすごいですよ♡話のネタにしてみてくださいね。

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