読めない漢字

「悪心」=あくしん…?読めそうで読めない《医療の難読漢字》4選

[記事公開日]2020.10.06

「読めそうで読めない」「読めるけどどんな意味?」そんな医療の難読漢字をご紹介します。いざというとき役立つ、医療漢字をチェックしていきましょう。

悪心=おしん

「悪心」は「おしん」と読みます。胸がムカムカする・吐き気・嘔吐したくなる症状で、「嘔気(おうき)」と同じ意味を持つ漢字です。「悪心」は、処方薬の説明書で目にすることが多いですよね。「あくしん」と読み間違えやすい漢字ですが、「悪心(あくしん)」と読むと「恨みを抱き人に危害を加える悪い心」という、別の意味の日本語になってしまうので注意してください。

嗄声=させい

「嗄声」は「させい」と読み、声がかすれている・声がかれている様子を表す言葉です。規則的な振動が阻害された総合的な声の異常で、原因として咽頭炎・咽頭癌・声帯ポリープ・声帯結節などがあげられます。「ハスキーボイス」も嗄声と似た意味を持つ言葉ですが、一般的に嗄声をいい意味で表現するときに使われています。対照的な表現として「嗄声」のほかに、「ダミ声」という言葉もあります。

剖検=ぼうけん

「剖検」は「ぼうけん」と読みます。病死した患者さんの遺体を、解剖して調べるという医療行為のことです。剖検は病理解剖とも言われ、病気の進行や死因、治療効果はどのくらいあったかなどを判断します。一般的に使われている「解剖」と同じ意味の言葉ですが、剖検は傷が外見上目立たないように配慮されているそうです。

麻疹=ましん

「麻疹」は「ましん」と読み、別名「はしか」とも言います。「麻疹」は、麻しんウイルスによる感染症のひとつで、語源はチクチク・ヒリヒリとかゆい様子を表す、「はしかい」に由来すると言われています。昔は「赤疱瘡(あかもがさ)」と言っていましたが、江戸時代以降に「麻疹(ましん・はしか)」と呼ばれるようになりました。ちなみに江戸幕府の第5代征夷大将軍徳川綱吉の死因は、麻疹ではないかと言われているそうですよ。

医療漢字を読めたらすごい!

医療漢字、「悪心(おしん)」「嗄声(させい)」「剖検(ぼうけん)」「麻疹(ましん)」を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?知っておくといざというときに便利なので、この機会に覚えてくださいね。

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