わりごどすっどあっぷする

「わりごどすっどあっぷする」ってどういう意味…?意外と知らない《庄内の方言》

[記事公開日]2020.10.07

みなさんは、「わりごどすっどあっぷする」という言葉の意味がわかりますか?これは山形県庄内地域の方言で、「わりごど」と「あっぷする」という2つの単語でできている文章なんですよ!近くにいても意外と知らない「庄内の方言」がおもしろいんです♪

そもそも「庄内」の方言とは

「庄内」の方言は「庄内弁」とも呼ばれ、山形県の庄内平野が中心の日本海沿岸地域である「庄内地方」の方言です。一言に「庄内弁」と言っても、庄内地域の南部と北部で大きく違うんです。今回紹介する「わりごど」と「あっぷする」は、北部の酒田市を中心に使われている方言です。「ん」から始まる言葉が多いことが特徴で、方言に男女差がなく女性でも一人称を「おれ」と言うこともあるみたいです。

「わりごど」ってどういう意味?

「わりごど」という庄内の方言は、「悪いこと」という意味に当たります!「悪いこと」の意味には特定のジャンルはなく、一般的な「悪いこと」と同じ意味になります。たとえば、やってはいけないイタズラをすることも「わりごど」なんです♪次でご紹介しますが、「わりごどすっど、あっぷすっぞ」という言葉がよく使われます。それでは「あっぷする」とはどういう意味なのか、そちらも確認してみましょう!

「あっぷする」ってどういう意味?

「あっぷする」という庄内の方言は、「叱る」という意味に当たります!つまり「わりごどすっど、あっぷすっぞ」というのは、「悪いことをすると叱るよ」という意味になるんです!ちなみに、「叱る」という意味の庄内の方言には他にも「ごげる」というものがあります!また「叱らないで」のことは、「ごげる」を「〇〇するな」の形にした「ごげんな」と言います。

京文化の影響

実は庄内地域には京文化の影響が見られ、江戸時代から明治時代にかけて活躍していた買積みの廻船「北前船」の影響であるとされています。この「北前船」を通して、近畿地方の方言が渡ってきました。なので、文化だけではなく方言においても京都の「京言葉」らしい方言があるんです。たとえば、「赤ん坊」のことを「ボンボ」というのがそれに当たります。

わかるとおもしろい♪地方の方言

まったく知らない状態だと、ひとつも意味がわからないのが方言ですよね。そんな方言も、意味や過程を知ることでその土地の歴史が見えてくることもあります。そうなってくると、それぞれの地方の方言ひとつをとってもおもしろいものがありますね。

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