LIFESTYLE
2020.10.02
「お腹が起きる」ってどうなるの…?意外と知らない《香川の方言》
「お腹が起きる」は、ご飯を食べた後に使う言葉
「お腹が起きる」とは香川県で使われる方言、讃岐弁で「お腹がいっぱい」「満腹」という意味です。「たくさん食べたからお腹いっぱいになった」を、讃岐弁に直すと「よーけ食べたけん、お腹起きたわ」となります。ちなみにお腹が空いたときは、お腹が起きるの反対の「お腹が寝る」となりそうですが、そのような方言はないそうです。
「お腹が起きる」ほかの県ではどんな言い方をするの?
「お腹いっぱい」は、地域によっていろいろな言い方をされています。たとえば新潟県では「腹くっちゃい」「腹くっちー」、富山県では「(腹)うい」、中国地方では「お腹太った(太い)」などと言います。京都では「お腹がぽんぽん」、こんなかわいい言い方をするようですよ。同じ意味でも、これだけ言い方が変わるなんておもしろいですよね。
共通語じゃなかったの!?香川の方言はまだまだある!
香川県には「お腹が起きる」以外にも、おもしろい方言があります。「ほっこ」という方言は、関西では「アホ」関東では「バカ」というのと同じ意味。「はじかい」は「かゆい」、「ちみきる」は「つねる」という意味になります。「むつごい」という方言は、「くどい」「後味が悪い」という意味があり、「この料理むつごいわー」このような使い方をします。発音がかわいい方言は「なんちゃ○○ない」です。「全然○○ない」という意味で、「なんちゃおもろない」という使い方をするそうですよ。
香川県の方言は告白のフレーズもかわいい♡
「○○くん以外で好きになる人、誰っちゃおらんけん」は、「○○くん以外で好きになる人は、誰もいないから」と言う意味。「付き合いよる人おるん?」や「うちのこと好きなん?」はそのままの意味ですが、讃岐弁特有の「ん?」を上げ気味に発音するところが、かわいいポイントです。香川県の方言で告白すると、こんなかわいいフレーズになるんですよ♡
あなたの地域ではどんな言い方をする?
「お腹が起きる」は香川県の讃岐弁で、「お腹いっぱい」ということがわかりました。あなたが住んでいる地域では、どんな言い方をしますか?普段使っている方言と標準語を比べてみると、まだまだおもしろい発見がありそうですね♡
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