LIFESTYLE
2020.10.01
「胡坐」=「ござ」じゃない…?読めそうで読めない《難読漢字》3選
あなたは正しく読めるでしょうか?
今回は、「胡座」を含む3つの難読漢字をご紹介します。日頃から使っている言葉や、ひらがなでなら見たことがある言葉もあるかも知れません♪社会人なら、漢字で見かけたときに読めた方がかっこいいですよね。これを確認しておけば、役に立つ日がくること間違いなし!それではまずは、「胡座」の答えから確認していきましょう。
(1)「胡坐」
「胡座」の正しい読み方は、「あぐら」が正解です!体の前で両脚を組んで座る、あの座り方のことです。「胡座(あぐら)」の座り方をするときは、「胡座(あぐら)をかく」と言いますよね。ちなみにこの漢字は「こざ」と読むこともできますが、「ござ」という読み方は間違いなので注意してください。古代中国の「胡」から伝わった座り方で、「胡」の座り方で「胡坐」となりました。
(2)「夥しい」
「夥しい」の正しい読み方は、「おびただしい」が正解です!ものや数が計り知れないほどある、非常にたくさんという意味です。人が数えられない程たくさん集まっていることを、「夥しい(おびただしい)数の人」と表現できます。実はほかにも意味があり、ひとつは「程度がひどい、はなはだしい」という意味で悪い意味に使うことがほとんどです。とてもだらしないことを「だらしないこと夥しい(おびただしい)」と表現することができます。そしてもうひとつは、「非常に盛んである」という意味を持っています。
(3)「設える」
「設える」の正しい読み方は、「しつらえる」が正解です!「設計」や「建設」など、日常会話では「せつ」と読む場合が多いので間違えてしまいそうですね。主に建物などに対して使うことができ、「備えつける」や「飾りつける」という意味があります。たとえば、部屋に置物を新しく作って備えつけることを「部屋に置物を設える(しつらえる)」と言うことができます。
これを機に覚えてみて♪
みなさんは正しく読めた漢字はありましたか?とくに「胡座」は日常会話でも登場する言葉ですよね。「夥しい」や「設える」も、社会人なら目にすることがあると思います。ぜひこれを機に覚えてみてください!
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