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2020.9.26

社会人なら知っておきたい…!読み間違えしやすい漢字4つ

漢字は私たちの生活には欠かせないものですが、中には「そんな読み方するの?」と驚くようなものもあります。普段見ている漢字の中でも、間違って覚えているものがあるかも…?今回は社会人なら知っておきたい、間違えて覚えがちな漢字を4つご紹介します。

「発足」の読み方は?

「発足」には2つの意味があります。ひとつは、団体・組織などが設けられ活動をはじめること。もうひとつは、出発すること。そして読み方も2つあり、「ほっそく」「はっそく」どちらも正解になります。ただし、一般的に使われているのは「ほっそく」の方です。「はっそく」も間違いではないのですが、会話の中で「はっそく」と言うと「この子新社会人なのかな?」と思われてしまう可能性大。なので、「ほっそく」と読むようにしましょう。

「重複」の読み方は?

「重複」の読み方は「ちょうふく」です。「じゅうふく」と読むことも多いですが、これは慣用読みとして定着しているためで、本来は「ちょうふく」が正しいようですね。重複が「じゅうふく」と読まれるようになったのには理由があり、「重」という漢字は、「ちょう」より「じゅう」と読まれることが多いためです。意味は、「同じことが2つ以上重なること」です。

「反故」の読み方は?

この漢字の読みは「はんこ」ではなく、「ほご」になります。「反故」は「役に立たなくなったものごと」などを意味し、ビジネスシーンでは契約が破棄になったときなどに「契約が反故になった」といった使い方をします。なんとなく聞いたことがあるという人も多いかと思いますが、これもビジネスシーンでよく使われるので、覚えておきましょう♡

「相殺」の読み方は?

「相殺」の正しい読み方は「そうさい」です。この漢字は、「そうさつ」と読み間違えている人もいるでしょう。「そうさつ」は、お互いを殺し合うと言うことなので、意味が全然違ってきます。どちらも「殺」と言う漢字が使われていますが、「殺」には「ころす」と「そぐ・へらす」の2種類の意味があります。「ころす」という意味のときは「さつ」、「そぐ・へらす」と言う意味で使うときは「さい」と読み分けします。ビジネスシーンで「相殺」は、差し引いて双方に損得ないようにする・帳消しにすると言う意味で使うため「そうさい」と読むと覚えておくといいですよ。

正しい読み方はもう覚えた?

ぱっと見では読めない漢字もあったとおもいます。知っていることで「この人はしっかりしてるなぁ」という印象を与えることができるので、社会人の方は覚えておいて損はないかも。ぜひこれを機会に覚えていってくださいね。

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