LIFESTYLE
2020.9.25
「螽斯」って読める…?ヒントは虫!《昆虫の難解漢字》4選
「螽斯」の読み方
こちらは「キリギリス」と読むことができます。誰でも一度は見たことがある、日本でも馴染みの深い昆虫ですよね。体は基本的にきれいな緑色で、大きな目と口が特徴的です。ちなみに昔はコオロギのことを「キリギリス」と呼んでいたんですよ。鳴き声は「ギーッチョンギーッチョン」と、少し独特。その声から別名「ギッチョン」とも呼ばれているんだとか。
「天道虫」の読み方
こちらはなんとなく読むことができる方もいらっしゃるのではないでしょうか?字の通り「てんとうむし」と読みます。てんとう虫には、『枝葉などの先がなくなったときに飛び立つ』という習性があります。このことから、「太陽(天)に向かって飛び立っている」という意味を込めて「天道虫」の漢字があてられたそうです。なんだか素敵な由来ですよね。
「螻蛄」の読み方
少し難易度が高いこの漢字は…「オケラ」と読みます!コオロギの仲間で、土の中に生息して、野菜や植物の根っこを主食としています。しかしそんなオケラも、地域によっては絶滅危惧種になりうる昆虫。子どもの頃から当たり前だった存在がいなくなってしまうのはとても寂しいですよね。
「寒蝉」の読み方
「さむぜみ」と読んでしまいそうなこちらの漢字は、「ツクツクボウシ」です。夏から初秋にかけて湿気のある森などに生息します。しかし警戒心が強く捕獲しにくいという理由から、あまり街で見かけることはありません。名前の通り、「ツクツクホーシ」という独特な鳴き声が特徴です。
漢字に触れて昆虫をもっと身近に
今回は、私たちの生活に身近な4つの昆虫の難読漢字をご紹介しました。ぜひ日頃から意識して、昆虫や植物の漢字に触れてみてくださいね。
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