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2020.9.25

叢る=「ごうる」…?よく使うけど意外と読めない《漢字》4選

突然ですがみなさんは、「叢る」という漢字を正しく読むことができますか?少し複雑そうに見えるこの見た目ですが、実は普段から私たちが頻繁に使っている言葉なんです!今回は、こちらの「叢る」をはじめ、意外と読めない4つの漢字をご紹介していきます。

気になる「叢る」の読み方とは?

さて、気になるこちらの漢字は「むらがる」と読むことができます。意味はみなさんご存知の通り、多くの生き物や植物やものがギュッと一箇所に集まること。「コイが餌にむらがる」「多くの人々が新商品発売当日にむらがる」のように使うことができますね。

別の表記もある?

この漢字の読みを聞いて、「群がる」じゃないの?と感じた方もいらっしゃるかと思います。実際、その使い方も正解です!漢字には、同様の意味を持ったものがたくさんありますよね。たとえばこの場合、「簇がる」という表記も同じように使うことができます。

類義語をチェック

ではここで、「叢る」の類義語を少し抜粋してチェックしてみましょう。

・寄せ集める
・詰めかける
・集う
・群れる
・押し寄せる
いずれにしても、人がわっと集まるときに頻繁に使うことができるワードですよね。難読漢字を理解する際は、類義語を覗いてみるとより知識を身近に感じることができるのでおすすめです。

「叢」のみで読むこともできる

実はこの「叢」という漢字、1文字だけだと「くさむら」と読むことができるんです。由来はそのまま、「草がたくさん生い茂っている様」を表したものなんだとか。さらに、こちらの漢字は苗字にも使われています。あまり馴染みのない苗字のようにも思えますが、まだ全国で80人程度はいらっしゃるようですよ。みなさんの周りに「叢さん」という方はいますか?

難読漢字を理解して知識をアップデートしよう!

今回は「叢る」の読み方をご紹介しました。日本語の漢字の読みにはさまざまな歴史背景や土地の成り立ちなどが込められていて、とてもおもしろいですよね。難読漢字は、私たちの日常生活にとても多く溢れています。ぜひ普段からさまざまな漢字に触れ、知識をアップデートさせてくださいね!

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