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2020.9.23

「百舌鳥」って「百枚も舌のある鳥」のこと?謎の動物たちの《正しい読み方と意味》3選

突然ですがみなさんは「百舌鳥」を正しく読むことができますか?一見「えっ!100枚舌の鳥?」と思ってしまうこの漢字ですが、あの鳥の名前なんです。今回は、一見「謎の動物」に思える漢字を持つ、生き物の読み方を紹介していきます!

「百舌鳥」

「ひゃくぜつ」とも読めそうなこちらの字ですが、実は「もず」が正解です。ちなみに、「百舌」と書かれていても「百舌鳥」と書かれていても読み方は「もず」です。そして「百舌」というのは鳥の一種で、非常に可愛らしい顔をしているのが特徴。しかしモズは肉食です!ちなみに「百舌鳥」の漢字の由来は「いろいろな鳥の声を真似る」と言われていたからだそうです。

「蝸牛」

「蝸牛」の読み方は「カタツムリ」なんです!私たちの耳を構造する器官のひとつである「蝸牛(かぎゅう)」という部分からきているのだそう。実際に図解化されているのをみると、確かに渦を巻いたようなクルクルとした感じが「かたつむり」に似ているのがわかります。

「土竜」

土の竜と書いて「もぐら」と読むんです。この漢字はもぐらを見てつけられたものではなく、実はもぐらが掘った後のトンネルが竜に似ていることからつけられたそうです。さらに、この二字熟語は中国から入ってきたのですが、中国で「土竜」は「ミミズ」を指すそうです。なので日本にこの漢字が入ってきた段階で、言葉の指す生き物が変わってしまったのですね。

読み方や生態に触れて知識をアップデート!

今回は、一見「謎の動物」に思える漢字を持つ、生き物の読み方を紹介しました。どれも解説を読むと納得できる由来でしたね。新しく覚えた漢字は日常的に使用したり復習したりして、定着させることが大切です。ぜひ本記事をきっかけに、知識をアップデートさせてみてくださいね!

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