「大工廻」=「だいくめぐり」じゃない…?読めたらスゴイ!《沖縄の地名》

[記事公開日]2020.9.10

沖縄の地名には、沖縄の方言「うちなーぐち」の発音の影響もあり、とても読むのが難しいものが多いです!今回ご紹介するのは、「大工廻」という地名です。「だいくめぐり」と読むのは間違いですよ♪気になる「大工廻」の正しい読み方はコレです!

「大工廻」の正しい読み方は?

大工さんの「大工(だいく)」で、「だいくめぐり」とつい読みそうになります。ですがそれは間違いで、「大工廻」は「だいじゃく」と読むのが正解なんです♪「廻」という漢字は「かい」「めぐる」と読むことができますが、「輪廻(仏教の輪廻転生など)」くらいでしか使うことがなく、「輪廻」でさえも頻繁には使わない言葉ですよね。

「大工廻」はどんな場所?

「大工廻(だいじゃく)」は沖縄県沖縄市にあり、琉球王国時代の記録にある地名なんです。それが今でも残っており、人の姓としても「大工廻(タクエ)」があります。沖縄市の北西部にある「大工廻」は古い時代から木炭の産地で、サトウキビの栽培が主な土地でした。ですがそれも戦争前の話で、戦後の今では米軍の軍用地となっています。それまで「大工廻」に住んでいた住民は、それぞれ離散していきました。

姓の「大工廻」

姓の「大工廻」には、たくさんの読み方があるんです。ひとつ先に紹介した「タクエ」のほかにも、「おおくがい」、「だいくまわり」や「らいじゃく」と読むこともできます。「大工廻」を地名通りに「だいじゃく」と読む姓もあるみたいです。

沖縄の難読地名

今回紹介した「大工廻」以外にも、沖縄にはたくさんの難読地名があります!たとえば、沖縄本島南部に「東風平町」という町がありました。今ではほかの町と合併して、「八重瀬町」になっています。そんな「東風平町」は、もちろんそのまま「とうふうひら」や「とうふうへい」などの読み方ではありません。「東風平」は「こちんだ」と読むんです。「大工廻」と同じように、町がなくなった今でも姓として「東風平」は残っているようです。

これで読めるようになったあなたはカッコいい♪

ただ漢字に強いだけでは読むことができないのが、沖縄の難読地名です。うちなーぐちの独特な発音もあり、ちゃんと知っていないと読むことはできません。今回で「大工廻」を読めるようになったあなたは、周りに自慢できちゃうかも。

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