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2020.8.31

「魚目燕石」ってなんて読む…?読めたらスゴイ!《正しい読み方と意味》を解説!

あまりなじみのないこの「魚目燕石」という言葉。あなたはなんと読むか分かりますか?日常的に使う事はなくても、いざというときにしっかり読める大人になりたいですよね。「魚目燕石」の意味までマスターして教養ある人を目指しましょう♪

「魚目燕石」の読み方

「魚目燕石」の読み方、正解は「魚目燕石(ぎょもくえんせき)」と読みます!みなさんは正解できましたでしょうか。なんとなく漢字をたどって正解した方の中にも、どんな意味だろう?と思っている方は多いかもしれませんね。この言葉は四字熟語で、古くから日本で使われているものです。次の項目から意味や由来を学んでいきましょう♪

「魚目燕石(ぎょもくえんせき)」の意味

「魚目燕石(ぎょもくえんせき)」とは、本物にそっくりな偽物という意味を持ちます。外観は似ているものの、中身は伴っておらずまったくの別物であるさまを表します。使い方としては、『安く良い品が手に入ったと思ったのに、とんだ魚目燕石をつかまされてしまった』などと使用します。

「魚目燕石(ぎょもくえんせき)」の由来

「魚目」は魚の目を指し、「燕石」は中国の燕山で採れる石を指します。どちらも一見宝石のように美しく見えるのですが、実は本物ではないということを表しているそうです。「魚目」も「燕石」も外観は宝石に似ているのに全く価値がないので、このたとえに使われるようになったのですね。

「魚目燕石(ぎょもくえんせき)」の豆知識

江戸時代に「燕石十種」という本が書かれました。タイトルに「燕石」が取り入れられたのは、作者のある思いが込められているそうです。「燕石」が本物の宝石ではない偽物だという意味を持つことから、謙遜の気持ちを込めてタイトルに入れたそうですよ。本の内容と四字熟語は関係ないのですが、古くから親しまれていた言葉ということが分かりますね。

「魚目燕石(ぎょもくえんせき)」を正しく読んで教養を身に着けよう♪

普段の私たちにはなかなか使い慣れない四字熟語でしたが、読み方や由来を知るとおもしろい言葉がたくさんありますね。漢字の成り立ちや歴史なども含めて調べてみると、意外とおもしろい発見があるかもしれませんよ。みなさんも改めて漢字や日本語を学んで、教養ある大人になりましょう♪

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