「九品仏」=「きゅうしなほとけ」…?見たことあるのに意外と読めない《東京の地名》

[記事公開日]2020.8.27

突然ですがみなさんは、『九品仏』を正しく読むことができますか?なんとなく見覚えのあるこの漢字、実は現在の東京の駅名に使われているんですよ。思い出せなくてモヤモヤしている方は、本記事を読んで読み方の知識やその由来を知っていきましょう!

『九品仏』の気になる読み方とは…?

『九品仏』の正しい読み方は、『くほんぶつ』です。そして冒頭にも書いたように、東京には九品仏という名前が採用されている駅が存在します。都内や近郊にお住まいの方の中には、「聞いたことあるかも!」「そういえばそんな駅あったかも」と感じた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

名前の由来は近郊のお寺から

九品仏駅の名前の由来は、近郊に九品仏浄真寺というお寺があることからなんだそう。浄土宗という鎌倉時代に栄えた宗派のお寺で、本堂の対面に設置された3つの阿弥陀堂の中には九品仏と呼ばれる計9体の仏像が安置されています。このような9体の仏像が鎮座しているお寺は、京都にも存在していますよ。

九品仏浄真寺ってどんなお寺?

そんな九品仏寺ですが、普段は浄真寺という名前で親しまれています。3年に1度『お面かぶり』と呼ばれる仏教の行事があり、菩薩の来迎の様子を表現したありがたい催しを行うそうです。一般の方も見られる行事なので、一生のうちに1度は見てみたいですね。コロナウイルスが収束した際には、みなさんもぜひ足を運んでみてください。

自由が丘駅の前の駅名にも使われていた!

九品仏駅をもう1駅進むと、現在は自由が丘駅があります。しかし自由が丘駅が開業された当初の名前は、実は『九品仏前駅』という名前だったんです。今や身近な存在の自由が丘駅にも『九品仏』の名前が使われていたのには驚きですよね。

漢字と地名を結び付けて覚えよう

今回は、『九品仏』の読み方とその名前の由来を詳しく説明しました。古代に伝来した仏教の影響を受け、日本のお寺にはそれぞれに唯一の歴史が重ねられています。そしてそれらは今も私たちが生きる地名や生活に影響を与えているんです。ぜひ漢字の読みを覚える際は、その由来や歴史にも目を向けてみてくださいね。新たな発見がたくさん見つかりますよ!

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