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2020.8.27

「人里」=「ひとざと」じゃない…?意外と読めない《東京の地名》

難読の地名は、日本全国に存在しています。日本の首都である東京にも、かなりの数の難読地名があります。そのひとつである「人里」、あなたは読むことができますか?今回は、意外と読めない東京の地名「人里」についてご紹介します。

「人里」=「ひとざと」ではない!難読地名クイズ♡

日本各地に存在する難読地名。その中のひとつ「人里」をあなたは正しく読むことができますか?そのまま「ひとざと」と読んでしまうのは間違いですよ。今回は、読めたらちょっと自慢できる難読地名クイズをご紹介します。

ヒントは「〇〇ぼり」

「人里」の読み方のヒントは「〇〇ぼり」です。音読みとも訓読みとも違う、とても変わった読み方をするケースなので、難しいと思う人も多いですよね。「人里」は、奥多摩の山間部にあり、自然豊かな西多摩郡檜原村の地名です。ちなみに檜原村は、島しょ部を除くと東京都唯一の村です。秋川が南北に分かれる檜原村役場付近から檜原街道を走ると、周囲を森林に囲まれた人里地区があります。檜原街道をそのまま西進すれば、数馬の湯・都民の森といった観光スポットもありますよ。

正解はこちら!

正解は「へんぼり」でした。あなたは正しく読むことができましたか?標高は500メートルほどで、空気がひんやりとしているので、夏でも冷房要らずの人里。山々の緑の木々に心洗われる、とても都内とは思えない環境ですよ。

「人里」の名前の由来は?

「人里」の名前の由来については諸説あります。「へんぼり」は、昔は辺里と書きました。辺里が「へ」に転じ、「人」になったと言われています。へん(辺)は多摩郡がもっとも端であることを意味するので、はずれの村ということですね。また、人里地区は古墳時代に近畿地方から渡来人が移住してきたと考えられているので、蒙古・朝鮮語系の人と里を意味する言葉が変化したという説も存在します。

雑談にピッタリ♡難読地名を覚えておこう

今回は東京の地名である「人里」についてご紹介しました。読み方とともに、その由来まで知ると、それぞれの場所の魅力をより感じとることができますね。読めそうで読めない難読な地名は、ちょっとした雑談にもピッタリですよ。ぜひ家族やお友達と難読地名クイズを楽しんでみてくださいね♡

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