LIFESTYLE
2020.8.25
「塒」ってなんて読む…?読めたらスゴイ!《正しい読み方》と解説
「塒」ってなんと読むのか知っていますか?
読めそうで読めない難読漢字。普段使うことはあまりない漢字でも、読めると面白くなってきますよね。今回の問題は「塒」です。あなたはこの漢字、見たことはありますか?今回はちょっと難しい「塒」の読み方について解説していきます。ぜひ難読漢字で脳トレにトライしてみてくださいね!
ヒントは鳥や人が〇〇場所
「塒」という漢字は分解すると土日寺になりますね。読み方のヒントは、鳥や人が〇〇する場所です。実際には「今夜の塒を定める」といった感じで使いますよ。
正解はこちら!
では、ここで正解を発表します!塒は「ねぐら」と読みます。「寝(ね)座(くら)」と同じ意味を持つ漢字ですね。意味としては鳥の寝る所となります。土の塀で囲った鶏舎や鳥のすみかを指すこともあります。また、ヒトの寝る場所や自分の家のことも意味します。
「ねぐら」の由来とは?
「塒」の由来は寝る場所からきています。鳥取県西伯郡大山町御来屋で、助右衛門と称していた住民が鎌倉時代・南北朝時代の天皇である後醍醐天皇を雨戸で作った箱状の「ネグラ」に泊めたことから、名字として「塒」を賜ったという言い伝えがあります。後醍醐天皇が隠岐から脱出したときに、見つからないよう、動物のねぐらに偽装して、天皇を隠したご褒美として賜った名字ということになりますね。
他の読み方はあるの?
「塒」はまだ、ほかにもいくつか読み方があります。鳥の塒を意味する「とぐら」と読んだり、鳥を飼っておく小屋を意味する「とや」と読んだりもしますよ。この2つは上の「ねぐら」と関係があるのでよくわかりますね。もうひとつ、不思議な読み方も存在します。「塒を巻く」の「とぐろ」です。意味は蛇などが体を渦巻き状に巻いた状態のことです。
読めると楽しい!難読漢字
今回は「塒」という難読漢字について解説しました。「塒」=「ねぐら」と正しく読めた人はなかなかいないですよね。話題に困ったときなどに、ぜひ難読漢字クイズで盛り上がってみてください♡
※本文中に第三者の画像が使用されている場合、投稿主様より掲載許諾をいただいています。