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2020.8.21
「有象無象」ってなんて読む…?意外と読めない《正しい読み方と意味》を解説
「有象無象」ってなんて読む?
「有象無象」なんと読むか分かりましたか?「ゆうしょうむしょう」「ゆうぞうむぞう」と読んだ方もいるかもしれませんが、どちらも不正解です…!この漢字の読み方は、「うぞうむぞう」になりますよ♪「有」は「有無」のときに「う」と読むので言われてみればこう読むことが分かるけど、そうでないと意外と分かりませんよね。
「有象無象」の意味はなに?
「有象無象」はどんな意味を表しているのか分かりますか?これは「世の中にたくさんあるが、大して価値のないもの」「世にあるくだらないもの」などを表しています。さらにもうひとつ「有相無相」と同じ意味を持っています。これは仏教的な用語で、世の中には姿かたちがあるものと、姿かたちを通して表されるものが存在します。これを仏教的な思想で表しているんだとか。
「有象無象」の使い方は?
「有象無象」はどんなときに使うかというと、ろくでもないものなどを指すときに使います。たとえば、いけないことをしている集団に対して「有象無象な集団だ」「有象無象な人のいうことを聞く必要はない」などと使うことも。価値がないものをたとえるときに使うことができますよ。
「有象無象」の語源は?
「有象無象」の由来には、先ほど紹介した「有相無相」が関係しています。「有相」は形あるもの「無相」は形がないもの。つまりこの世のすべてのものを表していることになります。この表現がだんだん変化していき、この世のすべてのものの中にはくだらないものも存在しているということから「有象無象」が生まれていったのではないかと言われています。つまり皮肉のような言葉として生まれたということになりますよね…!
有象無象、意外と使えそう…!
「有象無象」は今まで聞いたことも使ったこともなかったという方が多いのではないでしょうか…!しかし、ちょっとした会話のやり取りで使うことができる言葉なので、覚えておくと便利かもしれませんよ♡しかし、使い方には注意しましょう♪
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