LIFESTYLE
2020.8.19
「画竜点睛」ってなんて読む…?タメになる!《正しい読み方と意味》を解説
「画竜点睛」ってなんて読むの?
「画竜点睛」この漢字は何と読むか分かりましたか?なんとなくで読んでみると「がりゅうてんせい」となった方もいるのではないでしょうか。しかし、この読み方は少し惜しいです…!正しくは「がりょうてんせい」でした。「竜」は「りゅう」と読みたくなりますが、この場合は「りょう」になりますよ♪
「画竜点睛」の意味は?
「画竜点睛」は四字熟語です。意味は「物ごとを完成させるときに、最後に加える重要な仕上げのこと」となっています。このことから、これがないと完成させることができないという仕上げのことを「点睛」と言うこともありますよ。
「画竜点睛」はどうやって使えばいいの?
「画竜点睛」は、先ほど紹介したように「点睛」だけで使うこともよくあります。この場合は「点睛を欠かないように注意する」などと使いますよ。「画竜点睛」は主にネガティブな意味で使われ、「画竜点睛を欠く」という言葉が一般的。意味は「詰めが甘い」となります。
なんでこの言葉ができたの?
この言葉はもともと、中国の故事成語です。中国にいた「張」という絵の名人が、お寺の竜の絵を描いたことがありました。この絵の仕上げに「張」が竜の目を描くと、なんと竜が壁から抜け出して空に昇っていってしまったのです…!このような言い伝えがあったことから、竜の瞳を描いたことが大切な仕上げだとされ、「画竜点睛」という言葉が生まれたんですよ♪
類語はなに?
いつも私たちが使っている言葉の中にも、「画竜点睛」の類語があります。それは「物ごとの肝」です。「画竜点睛を欠く」の類語は、これと似た意味のことわざである「仏作って魂入れず」になりますよ♪
「画竜点睛」使えたらすごいかも…!
「画竜点睛」は漢字だけ見ると使うのは難しそうですよね。しかし意味をしっかりと知ったことで、もう周りの人との会話の中でも使える!と感じませんでしたか?ビジネスシーンでも使われることがあるので、機会があれば積極的に使ってみてくださいね♡
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