LIFESTYLE

2020.8.08

「年俸」はねんぼうとは読まない?本来の正しい読み方って知ってる?

あなたは「年俸」の読み方を知っていますか?「ねんぼう?」と思った人は、当記事で正しい読み方と意味を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

「年俸」の正しい読み方と意味

「年俸」の正しい読み方は、「ねんぼう」ではなく「ねんぽう」です。「ねんぼう」でも「年俸」と漢字変換されてしまうため、間違えないようにしましょう。「年俸(ねんぽう)」の意味は、1年分の俸給や年給です。

「俸」が付いた熟語

「俸」が付いた熟語には、「現俸(げんぽう)」「食俸(しょくほう)」「月俸(げっぽう)」「減俸(げんぽう)」「本俸(ほんぽう)」「増俸(ぞうほう)」などがあります。上につく漢字によって、「ぽう」と読んだり「ぼう」や「ほう」と読んだりします。

「年俸(ねんぽう)」の類語

「年俸(ねんぽう)」の類語には、「給料」「月給」「手当」「月謝」「賃金」などがあります。類語を知ると、意味がわかりやすいですね!

「年俸制」って?

就職活動のときに「年俸制」という言葉を耳にしたことはありませんか?年俸制とは、経験やスキルを反映して1年単位で賃金を決める給与体系のことです。よく聞く月給制は、月単位で基本給を定め、出勤日数や業務内容に関わらず一定の給与が支払われます。年俸制=年度初めにまとめて支払うイメージを抱いている人がいると思います。ですが、労働基準法で「月1回の支払い」が決められているため年俸で提示した金額を12分割で支給する、といったように分割して支払うのが一般的です。ただ、そうなると「月給制と同じなのでは?」と感じる人もいると思います。年俸制と月給制の違いは、「1年間に支払われる賃金が事前に決まっているかどうか」です。月給制は事前に賃金が決められていないので、業績によって賞与が支払われないケースもあります。一方年俸制は、事前に決まっているため業績に左右されません。年俸制は成果主義と結び付くことが多く、月給制は年功主義の企業で多く採用される傾向にあります。

読み方と意味をセットで理解しよう

今回は「年俸」の正しい読み方と意味を解説しました。「読み方は知っていたけど、月給制との違いまでは理解していなかった」と言う人もいたのではないでしょうか?これを機に、「年俸」の読み方と意味をしっかり理解してもらえると幸いです。

※本文中に第三者の画像が使用されている場合、投稿主様より掲載許諾をいただいています。

《漢字クイズ》あなたは読める?知っておきたい難解漢字クイズ4選