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2020.8.01

「消耗=しょうもう」は正しくない!?本来の読み方って知ってる?

いつも使っている「消耗品」、「しょうもうひん」って読んでいませんか?これ、実は本来の読み方は違うんです。「しょうもう」とは読みません!ここからは、ぜひ本来の読み方を知って使っていきましょう♪本来の読み方を知っていれば鼻高間違いなし♡

「消耗」本来の読み方

これまで「消耗」を「しょうもう」と読んでいた人は多いはず。まずは、本来の読み方を見ていきましょう!「消耗」は本来、「しょうこう」と読んでいました。「耗」という字を「こう」と読むのは知っているはずなのに、なぜ私たちは「もう」と読んでいるのでしょうか。気になるところです!

なぜ「しょうもう」と読んでいるのか

本来は「消耗(しょうこう)」だったのですが、いつからか「消耗(しょうもう)」と読まれるようになりました。これは、間違って読んだ人が次から次へと増えていき、いつの間にかそれが「多くの人に読まれる読み方」として定着したことが理由です。これを「慣用読み」と言います。現在、この慣用読みは決して間違った読み方ではないとされています。

本来の読み方で読むべき?

「消耗」が本来「しょうこう」と読むということをお話しました。では、今から本来のように「消耗品(しょうこうひん)」と読むべき!?と心配する人もいるかと思います。しかし、慣用読みというのは多くの人が読んできて定着した読み方です。そのため、現在本来の読み方で「消耗(しょうこう)」と読んだとしても、周りの人には通じない可能性があるので注意が必要ですね。

慣用読みはたくさんある

元々は異なる読み方があったのに、いつの間にかそれが変化していく。そして、いつしかそれが「一般的な読み方」として定着する慣用読み。世の中には多くの慣用読みがあります。たくさんの人が読み間違えたことにより、それが新たな読み方になったんですね。言葉は時代とともに、その使い方や読み方が変わってくるもの!そのほかに存在する慣用読みも、ぜひチェックしてみてください♪

本来の読み方を知って言葉を知る

言葉というのは、本来の読み方とは異なる読み方が流通しているものもあるんです。言葉が持つ本来の読み方を知って、その言葉がどのように使われてきたかを知ることができます。そのため、言葉を調べていくと元々の間違いが現在の常識になるというおもしろいことも起きるんですね♪

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