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2020.8.01

「比較=ひかく」は本来の読み方ではない…!元々の正しい読み方って知ってる?

元彼と今彼、どうしても「比較」しちゃうんだよね。と話したことありませんか?日常的に「比較=ひかく」という言葉はよく見聞きしますよね。しかし、「ひかく」は本来の読み方ではないんです。え?やだ恥ずかしい!本来は何て読むの?

(1)「比較=ひかく」ではなく「ひこう」

実は、「比較」の本来の読み方として正解なのは「ひこう」。「ひかく」は、誤読されたことから読み方として定着した「慣用読み」です。「ひかく」でも間違いではないので、恥ずかしがらなくて大丈夫ですよ♪しかし、豆知識として知っておくと何かの役に立つことがあるかも?!

(2)「比較」の意味

「比較」の意味は、「くらべること」。大辞林第三版の解説によると、「二つあるいは三つ以上のものをくらべあわせて、そこに認められる異同について考えること」とあります。両者を比較して検討する、『前に食べたいちごパフェと今日食べたマンゴーパフェを比較すると、今日食べたマンゴーパフェの方がおいしい♡』といったように使われます。日常会話や文章でも、聞いたり使用したりすることが多いですよね。

(3)ほかにも慣用読みをご紹介

言葉は時代や文化に合わせて変化していくものですが、本来の読み方とは異なった読み方が広がり定着した読み方のことを「慣用読み」と言います。「比較」以外にもまだまだたくさん!たとえば、「この資料に写真を貼付してください」とう文章の「貼付」という言葉。慣用読みでは「てんぷ」ですが、本来は「ちょうふ」と読みます。「はりつける」という似たような意味なので間違う人が多いようですね。

(4)「漏洩」は何と読む?

最後に、意外な慣用読みをご紹介!ニュースなどでも目にすることがある「情報漏洩」。「情報ろうえい」と読んでいる人が多いのでは?こちらは、「ろうせつ」が本来の読み方です。秘密などがばれること、ばらすことを意味しますが、「ろうせつ」と読んでいる人に出会ったことがありませんよね。このように、慣用読みはまだまだたくさんあります。知っていると人より賢くなれた気分に♪

比較の正しい読み方は

今回は「比較」の元々の読み方は「ひかく」ではなく、「ひこう」だったことをご紹介しました。なんの疑いもなく使っていた人も多いのではないでしょうか?試しにお友達や家族に慣用読みクイズを出してみるのもおもしろいですよ♪

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