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2020.8.04
「美人局」=「びじんきょく」…?社会人なら知っておきたい《正しい読み方と意味》を紹介!
「美人局」=つつもたせと読む
「美人局」は「つつもたせ」と読みます。普通に読んだだけでは全くイメージできない単語ですよね。
一見「美人な人がたくさんいるところ」といった意味合いにも思えますが、実は全く違う意味合いで使われています。
「美人局」の意味は男女関係の犯罪!?
それでは「美人局」の意味について見てみましょう。男性が自分に気のありそうな女性をデートに誘ったところ、後から強面の男性が出てきて「そいつは俺の女だ!」と言いがかりをつけて金銭などを要求するものです。
実は女性も事情を知っていて見知らぬ男性を騙そうとしているので、いわゆる「詐欺」行為ですね。
出会い系など見知らぬ男女の出会いが増えた現在では、このような「美人局」のケースも後を絶ちません。
「美人局」の由来とは
改めて意味を知ると怖い「美人局」ですが、もともとは中国から入ってきた言葉です。
娼婦が少年に近付いて気を持たせたところで男が出てきて「そいつは俺の妻(恋人)だ」と言い、ゆすりをするのです。
「美人局」に隠された意味
「つつもたせ」は元々「筒もたせ」と書き、賭博で使われる言葉でした。サイコロ博打でイカサマな筒を使うことを、「筒もたせ」と読んでいたのです。その意味合いが変化して男女関係の詐欺行為など、「イカサマ」全般に対して使われるようになりました。
「美人局」は意味合いを理解していないと恥ずかしい
「美人局」の読み方と意味について紹介しましたが、正しい意味を知らないで使ってしまうと、恥ずかしい思いをしてしまいます。
ここでしっかりと「美人局」の読み方と意味をマスターしましょう。
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