「仙人掌」=「せんにんてのひら」…?意外な《読み方と意味》を解説

[記事公開日]2020.7.21

「仙人掌」ってなんて読むか知っていますか?「せんにんてのひら」ではありません。ヒントは、触ると痛い植物の名前。これを読めたらすごい!仙人掌の意外な読み方と意味を解説します。

「仙人掌」は「せんにんてのひら」じゃない!

「仙人掌」は、「仙人(せんにん)掌(てのひら)」と読みたくなってしまう漢字ですが、答えは「サボテン」です。使われている漢字をひとつひとつ見ても、サボテンに関連するものが全くないので、漢字からは想像がつかないですよね。ちなみに、「せんにんしょう」はサボテンの別名になるため、この読み方も間違いではありません。「覇王樹(ハオウジュ)」も、仙人掌の別名として知られています。

どうして「仙人掌」って書くの?

「仙人掌」の漢字は、中国に由来します。前漢の第7代皇帝・武帝は手に皿を乗せた仙人の巨像を建築します。皿の上にたまった露に、不老不死の仙薬とされた「玉の屑」を混ぜて飲むために作られました。この仙人の巨像は「仙人掌」と呼ばれ、手を差し伸べた様子がサボテンと似ていたことから、「サボテン=仙人掌」と書くようになったと言われています。中国で「仙人掌」はウチワサボテンを指す漢字で、球形のサボテンは「仙人球」と書くそうです。

そもそもどうして「サボテン」っていうの?

サボテンの語源については諸説ありますが、日本に持ち込んだ南蛮人が、ウチワサボテンの切り口で衣類の汚れを落とす、石鹸(ポルトガル語で「シャボン」)として使っていたからと言われています。「石鹸のようなもの=石鹸体(サボンテイ)」と呼ばれるようになり、「シャボテン」「サボテン」に変化していったようです。

仙人掌の不思議な生態

仙人掌は、トゲがたくさんついているのが特徴ですよね。仙人掌のトゲは、葉が変化したものだとか、茎から出る枝が形を変えたものだと言われています。多肉植物である仙人掌は、中南米が原産。砂漠や高山など、過酷な環境でも生育することができる理由は、皮の内側に水分を蓄えることができ、厚い皮のおかげで水分の蒸発を防ぐことができるからです。さらに表面にトゲがあることで、動物に食べられることも防いでいるんです。仙人掌はその見た目から想像つかないほど、美しい花を咲かせる植物でもあります。

仙人掌をサボテンと読めたらすごい!

仙人掌は「サボテン」と読むことがわかりました。漢字の由来や意味、生態を知ったら、仙人掌がかわいく見えてきませんか?ちなみに、仙人掌の花言葉は「燃える心」や「枯れない愛」など、とても情熱的♡この機会に、ぜひ覚えておいてくださいね。

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