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2020.7.10

「湯婆」は「ゆばーば」じゃない…?意外と知らない《意味と使い方》はコレ

「湯婆」って「ゆばーば」じゃないの?読めそうで読めない難読漢字、「湯婆」の正しい読み方や意味、使い方を解説します。「湯婆」は、冬になると使っている人も多いアレ!

「湯婆」はジブリのキャラクター「ゆばーば」じゃない!

「湯婆」は、「湯(たん)婆(ぽ)」と読みます。「千と千尋の神隠し」に登場するキャラクター「ゆばーば」と読んでしまう人が多い漢字ですが、「たんぽ」が正しい読み方なので間違えないようにしましょう。同じ意味で「とうば」と読む場合もありますが、「たんぽ」と読むのが一般的です。ちなみに「ゆばーば」は、「湯婆婆」と書きます。

「湯婆(たんぽ)」ってなに?どんな意味?

「湯婆」とは、お湯を金属製や陶器製の容器に入れ、体を温める暖房器具のことです。漢字で「湯湯婆」と書く、湯たんぽをイメージするとわかりやすいと思います。湯たんぽは中国から伝わったもので、中国では「湯婆(子)」と表記し、唐音で「たんぽ」と発音します。「湯婆」が日本で使われるようになったとき、「たんぽ」という発音だけが残り意味が伝わりにくかったため、湯という漢字を重ねて「湯湯婆(ゆたんぽ)」と書くようになったと言われています。

「湯婆(たんぽ)」ってどんなときに使うの?

日常生活では「湯婆(たんぽ)」ではなく、「湯湯婆(ゆたんぽ))として使うのが一般的です。「今日は寒いから、湯湯婆を布団の中に入れて温めよう」、「冷え性だから、冬場は湯湯婆が手放せない」このような使い方をします。

知っておきたい!湯湯婆の使い方

じんわり温めることができる湯湯婆は、布団の中に入れて使用するのはもちろん、生理のときに使うのもおすすめ。お腹や腰の痛みなど、生理による不快感を解消したいときにも役立ちます。最近の湯湯婆は金属製や陶器製だけでなく、ポリエチレン製・柔らかなビニル製・ゴム製のものなど様々な素材があります。お湯の入れ替えが不要な充電式や、お湯を使わずレンジで温めるタイプなど種類もたくさんあるので、自分のライフスタイルに合う湯湯婆を選びましょう。

湯婆は冬に使う暖房機器

湯湯婆(ゆたんぽ)の中国表記が、湯婆(たんぽ)です。湯を2つ使うのが暖房機器の「湯湯婆」、婆を2つ使うのがジブリキャラクターの「湯婆婆」と覚えておくと、わかりやすいですよ。

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