LIFESTYLE
2020.6.22
《素朴なギモン》毎年誰が決めてるの?「流行色が決まるまで」の秘密に迫る!
「流行色」は誰が決めている?
まずはみなさんが一番知りたい、「今年の流行色」を誰が決めているかをお答えします。それは、「国際流行色委員会」という国際団体だったのです!英語では「インターカラー」と言います。2020年現在、日本を含むアジアからアメリカ、ヨーロッパまで17カ国が加盟しています。確かに、ファッションショーや雑誌、ブランドの新商品など、同じ色を流行色として取り扱っているので、それぞれで独自に決めているとは思えませんよね。その通りで、実はちゃんとした団体が存在し、そこで流行色が決められていました!
「流行色」はどうやって決めているの?
次に、どうやって流行色を決定しているかですよね。それは、国際流行色委員会に加盟している17カ国が、それぞれ「今年の流行色はこの色はどうですか」と提案色を持り寄ります。そして、そこでの話し合いで最終決定される流れみたいですね。ちなみに、その流行色を日本で発表するのは国際流行色委員会ではありません。「一般社団法人日本流行色協会」という日本の機関が、決定された流行色を毎年12月に世の中に発表する仕組みになっています。
「流行色」は服だけじゃない!
トレンドカラーといえば、ファッションのイメージが強いですよね。ですが、一般社団法人日本流行色協会から発表される流行色は、コスメティック業界もキャッチしています!コスメに関しても、シーズンの限定コスメや新作コスメなどは、どのブランドもカラーテーマが同じですよね♪実は、ファッションに限らずいろんな業界で、発表された流行色を元に新商品を開発しているんです!
2020の「流行色」は?
今年もあっという間に夏シーズンで、みなさんはもう知っているかもしれませんが、この機会にもう一度今年の流行色をチェックしておきましょう!国際流行色委員会で決定された、2020の流行色は「ヒューマンレッド」です。”人間らしい豊かな感情、体の躍動感を象徴する色”という、アナログから離れていく今の時代だからこその”人らしさ”に注目した色選定ですね。
「流行色」は、ちゃんとした機関が決めていた!
ちゃんとした国際団体があり、その中の加盟国同士で話し合いをして決められていたんですね。これでファッションブランドやコスメブランドのトレンドカラーが揃っていたわけです。話題に出たときに知っていればかっこいい♡
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