LIFESTYLE
2020.6.11
スーツの背中にある切れ目は何のため?正式名称や起源を紹介!
スーツの背中にある切れ目ってなんていうの?
スーツの背中に入っている切れ目、なんだか知っていますか?あれは「ベント」というものです。「ベント」は聞いたことがなかった!という方も多いですよね。しかし、ベントにはしっかりとした役割や種類があるのでオーダースーツを作るときにベントについて知らないとあとで後悔してしまうかも。
「ベント」はなんのためにあるの?
スーツの背中に入っている切れ目は「ベント」だということが分かりましたね。このベントは何のために入っているのかというと「通気孔」としてです。ベントという言葉そのものも「通気孔」を表しているんですよ♪風通しをよくするためや、運動性を高めるために作られたんですね。
ベントの種類は3つある
ベントには3種類あります。それは「センターベント」「サイドベンツ」「ノーベント」です。真ん中に切れ目が入っているのがセンターベント。これは持っている人も多いのではないでしょうか?「サイドベンツ」は背面に2つ切れ目が入っているタイプです。近年取り入れる若い人たちが増えるいるんですよ♪「ノーベンツ」は切れ目がないものですね。
ベントの起源は?
「センターベント」は別名「馬乗り」ともいわれ、もともとは乗馬するときに裾幅がきつく窮屈なため入れられたのが始まり。一方「サイドベンツ」は別名「剣吊り」といわれ、騎士たちが刀を抜くさいに邪魔にならないように作られたのが始まりなんです♪
ベントはどれがフォーマルなの?
では、スーツ選びのときにはどんなベントのスーツがいいのでしょうか?ベントは、基本的には好みで選んでも問題ありません。しかし、喪服などに使うスーツはフォーマルなものを選ぶのがマナー。このときは「ノーベンツ」のスーツを選ぶのがいいですよ。
ベントの違いはけっこう大事!覚えておいて♡
知らない方も多かったであろうベント。実はスーツを着やすくしてくれる大切な切れ目でしたね。そんなベントの違いは、知っておくと役に立つので、忘れずに覚えておいてくださいね♡
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